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海の中のなんじゃこりゃ!?

海の中のなんじゃこりゃ その6

お久しぶりの海の中のなんじゃこりゃです。

今回は、「スカシカシパン」をご紹介したいと思います。

「スカシカシパン」の画像検索結果

どこかで名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。

このスカシカシパンはウニの一種で以前に紹介した、「タコノマクラ」とも似た形をしています。

(タコノマクラはこちらを参照してくださいね。https://sevenace.net/?p=2862

この「スカシカシパン」という名前は、その体にあいた穴からきています。

ウニの仲間なので一応トゲはありますが、とても短く、正直トゲとはわからないほどしかありません。

また、その殻は固く、とても扁平な形をしていて、体を貫く穴があいています。

本当に穴が開いていて、反対側が見通せるなんて、どんな作りをしているのか、不思議ですよね。

全体はほぼ円形をしており、直径約14cm、高さは約1.5cmです。

日本では本州中部から九州にかけてみられています。

 

また、この形からもわかる通り、ウニの仲間と言っても食べることはなく、畑の肥料として使われることは

あるそうです。

トゲが短く毒もないのですが、海で見かけたとしても決して投げて遊んではいけませんよ~(^_^;)。

 

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海の中のなんじゃこりゃ!? その5

海の中でこんなグルグルしたものを見たことはありませんか?

Spirobrancheus giganteus.jpg (出典:Wikipedia)

これは、イバラカンザシ(ゴカイ)といい、英語名を「クリスマスツリー・ワーム」といいます。

これは、ゴカイの仲間なんです。そうは見えないんですけどね。

このイバラカンザシは棲管という自分が生息するための管をサンゴなどに刺して定住生活をします。

その棲管には、ふたの役割をする殻蓋というものが付いています。

この殻蓋には先が枝分かれしている突起物が付いています。

また、本体の頭部にこのグルグル=鰓冠(さいかん)が2本生えています。

この鰓冠でプランクトンを捕えたりもできるんです。

そして、天敵が襲ってくると、この鰓冠も棲管におさめて殻蓋で蓋をしてしまえば、もう襲われなくなるんですね。

この殻蓋についている突起物がイバラのように見え、鰓冠がかんざしのように見えることから

イバラカンザシという名前になったそうです。

・・・ちょっと今回は聞いたことがない言葉が多くて難しいですね(・_・;)

このイバラカンザシ、とてもカラフルなんです。

同じ種類でも、同じ場所に生えていてもそれぞれ色が違います。

一色のものや複数の色のものなど、みなバラバラなんです。

同じ種類なのに不思議と思いますが、万が一にもイバラカンザシの一体が天敵に襲われた時に、周りにいる

ほかのイバラカンザシが仲間だと思われないようにこのようにバラバラな色をしているのです。

ものすごい能力ですよねΣ(゚Д゚)。

P7042569

 

日本の近海の海でも比較的見やすいイバラカンザシ、一緒に見に行ってみませんか?

 

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海の中のなんじゃこりゃ!? その4

海の中のなんじゃこりゃ!? も第4弾となりました。

今回は、このブログではおなじみ「ガンガゼ」で行きたいと思います。

Diademseeigel.jpg (出典:Wikipedia)

刺された時の対処法については、「ガンガゼ に 刺された時 の 正しい対処法」

https://sevenace.net/?p=118またはhttps://sevenace.net/?p=1405)をご覧ください。

このガンガゼは、見た通りウニの一種です。

トゲの長さは長いもので30cmに達するといいます。

中心にある開口部周辺は黄色く、その周りが青くなっています。また、上面には白い斑点もあります。

ガンガゼは夜行性なので昼間は岩陰に隠れていることが多くトゲだけが隙間から

出ていることがあります。

これが夜になると岩陰から出てきて藻類などを食べます。

ナイトダイビングをすると、ガンガゼの中心部分が青白く光ってとてもきれいですが、

岩場にびっちりいるものをライトで照らしてみると、さすがにちょっと怖いほどです。

ガンガゼに刺されることが心配でなかなか潜降できない人もいるほどですから。

日本近海では房総半島や相模湾以南に生息しているので、見ることも多いかと思います。

天敵はイシダイやモンガラカワハギ類で、あのトゲにもかかわらずバリバリと食べてしまうそうです。

そのため、襲われないように群れをなして生息しています。

また、ガンガゼがいるところにはエビが共生していることもあります。

あのトゲに守られてエビたちには安全な場所なんですね。

ウニの種類なので食べることもできますが、ウニよりは少し旨みが少ないようですよ。

 

いかがでしょうか?最後に、くれぐれも触ろうとしないでくださいね。トゲは本当に危険なので。

安全を確保しつつナイトでのガンガゼ畑、一緒に見に行ってみませんか?

 

 

海の中のなんじゃこりゃ!? その3

海の中のなんじゃこりゃ!? その3、今回はこちらです。

PA190025

 

クマノミではないですよ。

クマノミが潜んでいるこの不思議なものです。

クマノミが潜んでいるのでイソギンチャクの一種ということはお分かりかもしれません。

こちら、名前は「サンゴイソギンチャク」といいます。

触手はちょっと短めなのですが、大型イソギンチャクの一種です。

触手の先は写真のように丸くなっているのが特徴ですが、丸くなっていないものもあります。

緑褐色で縦に筋が入っており、触手の先端は赤くなっています。

このサンゴイソギンチャクの中には、クマノミだけでなく、褐虫藻という植物性プランクトンが

共生しているため、光が届くところであれば餌をあまり食べなくても生きていくことが出来ます。

このサンゴイソギンチャクにはクマノミのほかにイソギンチャクモエビやカザリイソギンチャクエビなど

小さな個体が隠れています。

本当に小さいので、見つけられるとテンションが上がります!!

ぜひ一緒にかわいい子たちを探しに行きましょう!!

 

海の中のなんじゃこりゃ!? その2

海の中のなんじゃこりゃ!?早速第2弾です。

今回は何にしようかと思いましたが、「タコノマクラ」でいってみたいと思います。

こんな生物を磯辺で見たことはありませんか?

これが「タコノマクラ」です。

形だけ見ると、一瞬クラゲのようにも、ヒトデのようにも見えるかもしれません。

これは、ウニの一種なんです。

なので、細かいとげとげで表面がおおわれています。

大きさは約10cm、丸みを帯びた5角形で、縦に少しだけ長くなっています。

また、背面には五弁の花のような模様があります。

日本では、本州中部以南で見ることが出来ますよ。

 

この「タコノマクラ」、ウニの一種なので、もしかしたら食べられるのかな?と思うかもしれませんが、

全体的に薄い形のため、中身も少なく残念ながら食べられません(;´Д`)

触っても毒があるものではありませんが、十分に注意して触ることをお勧めします。

 

いかがでしょうか。

このシリーズ、マニアックすぎて情報量が少ないので、短めになるのは許してくださいね。

では次回はどんな生物が出てくるか、お楽しみに~。

 

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海の中のなんじゃこりゃ!? その1

ダイビングをしていると、これは何だろうと思う生物をたくさん発見できます。

今回は、その「なんじゃこりゃ」と思うものをご紹介してみようかと思います。

 

第1回目は、「ムチカラマツ」です。

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ちょっととおわかりづらいかもしれませんが、これが「ムチカラマツ」です。

以前お客さんには、海底にモールが刺さっていると言われましたが、これはれっきとした「サンゴ」なんです。

種類としてはツノサンゴの仲間で、色々な色をしています。

このヒョロヒョロの表面にはポリプが無数に並んでいて、全体で2m~3mくらいになります。

まっすぐ伸びているものやまがっているものなど、形状は様々です。

海底の、生物が少ないような場所でも生息していて、

群生している様子はなかなか見事ですよ。

このムチカラマツには運が良ければ、ムチカラマツエビ、ビシャモンエビ、

イボイソバナガニ、ガラスハゼなどを発見することが出来ます。

これらは本当に見事に隠れているので、自分で発見できるとかなりうれしいです。

そんなムチカラマツ、本州の中部以南であれば見ることが出来ます。

一緒に隠れている子たちを探してみませんか?

 

こんな感じで珍しいものをご紹介していこうと思っています。

何かわからない生物がいましたらお問い合わせいただければ、

こちらでご紹介できるようがんばってみます(*^-^*)。

 

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