お久しぶりの海の中のなんじゃこりゃです。
今回は、「スカシカシパン」をご紹介したいと思います。
どこかで名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。
このスカシカシパンはウニの一種で以前に紹介した、「タコノマクラ」とも似た形をしています。
(タコノマクラはこちらを参照してくださいね。https://sevenace.net/?p=2862)
この「スカシカシパン」という名前は、その体にあいた穴からきています。
ウニの仲間なので一応トゲはありますが、とても短く、正直トゲとはわからないほどしかありません。
また、その殻は固く、とても扁平な形をしていて、体を貫く穴があいています。
本当に穴が開いていて、反対側が見通せるなんて、どんな作りをしているのか、不思議ですよね。
全体はほぼ円形をしており、直径約14cm、高さは約1.5cmです。
日本では本州中部から九州にかけてみられています。
また、この形からもわかる通り、ウニの仲間と言っても食べることはなく、畑の肥料として使われることは
あるそうです。
トゲが短く毒もないのですが、海で見かけたとしても決して投げて遊んではいけませんよ~(^_^;)。
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