水中でのトラブルを想定した「セルフレスキュー」入門

ダイビングでは、バディ同士で助け合うことが基本ですが、
**「自分自身を助ける力=セルフレスキュー」**も非常に重要です。

水中で何か起きたとき、まず最初に対応するのは自分自身。
パニックを防ぎ、安全に浮上し、トラブルを最小限に抑えるための基礎スキルを紹介します。


1. まずは落ち着くことがセルフレスキューの第一歩

ほとんどのトラブルは、パニックによって悪化します。
落ち着いて行動すれば、ほとんどの問題は対処可能です。

落ち着くためのポイント

  • ゆっくり深呼吸をする

  • 動きを止めて状況を把握する

  • 焦ってキックや手を動かさない

  • バディの位置を確認する


2. マスクに水が入ったときの対処

マスク浸水は初心者によくあるトラブルですが、落ち着いて正しい手順を踏めば簡単に対処できます。

丁寧な手順

  1. 下を向く
    水が目や鼻に入らないよう、まずは顔を軽く下に向けます。

  2. マスク上部を押さえる
    指でマスクの上部を軽く押さえ、水が隙間から入らないようにします。

  3. 下から上にゆっくり顔を向ける
    顔を下から上に持ち上げながら、マスク内の水を排水します。

  4. 鼻からゆっくり息を吐く
    マスク内の水は鼻から押し出します。慌てず一定の力で吐くのがポイントです。

  5. 再度マスクを装着して確認
    水が抜けたらマスクを顔にしっかり押し付け、視界がクリアか確認します。

ポイント:慌てずゆっくり、呼吸を一定に保つことが成功の秘訣です。


3. レギュレーターが外れたときのセルフレスキュー

レギュレーターは水中での命綱です。外れたときも焦らず手順を踏めば安全に回復できます。

丁寧な手順

  1. 落ち着く
    呼吸を整え、手順を思い出すことが最優先です。

  2. 右肩を少し下げる
    レギュレーター回収の動作をスムーズにします。

  3. 右手で回収

    • 右手を太ももからタンクの後ろへ

    • さらにタンクの前に回してホースを探す

    • ゆっくり大きく動かす

  4. 口に戻して呼吸再開

    • レギュレーターを口にしっかりくわえる

    • パージボタンを押して水を排出

    • 息を吸い、呼吸が安定するか確認

  5. 回収できなければオクトパスに切り替え

    • バディの予備レギュレーターを使用

    • 落ち着いて呼吸を再開し、ゆっくり浮上

  6. バディに合図する

    • レギュレーターが外れたことを合図で知らせる

    • まず安全を確保してから「OKサイン」を出す

ポイント:右手の大きな回し方、肩の位置、呼吸再開前のパージが成功のカギです。


4. 浮力トラブルや方向感覚を失った場合の基本

  • 急浮上・急下降しそうなときは、BCDで少しずつ調整し、キックは最小限に

  • 水中で方向感覚を失ったときは、止まって呼吸を整え、目印やバディを確認


5. パニックを防ぐ“予防のセルフレスキュー”

  • マスク・レギュレーター浸水は浅場で練習

  • 適正ウエイトの確認

  • 中性浮力の反復練習

  • 体調や海況に合わせた判断

  • バディとの事前確認


まとめとセブンエースからひとこと

水中でのトラブルは誰にでも起こる可能性があります。
セルフレスキューを身につけることで、安全性が格段に上がり、ダイビングがより安心して楽しめます。

セルフレスキューは一人で悩むより、インストラクターと一緒に練習するのが一番です。
ぜひ一緒に練習しに行きましょう!セブンエースでお待ちしています😊

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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浮力が安定する人・しない人の違い

ダイビングで一番と言っていいほど大切なのが“浮力コントロール”。
同じように潜っていても、ふわっと安定する人と、上下にフワフワしやすい人には、いくつかハッキリした違いがあります。
ここでは、その違いと改善のヒントを分かりやすくまとめました。


浮力が安定する人の特徴

① 呼吸がゆっくり・一定

浮力は呼吸で大きく変わります。
呼吸が安定している人は、水深の変化に左右されにくく、上がったり沈んだりが少ないです。

② BCDの操作量が少ない

「ちょっと浮く → ほんの少し排気」「少し沈む → ほんの少し給気」
この“微調整”が自然にできる人は安定しやすいです。

③ しっかりしたトリム姿勢

体が水平に近いほど抵抗が減り、余計な動きがいりません。
安定している人ほど姿勢が綺麗なのはこのためです。

④ キックが一定で強すぎない

力任せのバタバタキックは浮力を乱す大きな原因。
安定する人は、小さくゆっくり、リズムよく蹴っています。


浮力が安定しない人の特徴

① 呼吸が不規則(焦り気味)

緊張して呼吸が早いと、肺の浮力変化が大きくなり、制御が難しくなります。

② BCDを入れすぎ・抜きすぎる

大きく浮いたり沈んだりするので、操作も大きくなり、余計に乱れがちです。

③ 姿勢が立ち気味(足が下がる)

キックのたびに上方向に力がかかり、どんどん浮きやすくなります。

④ キックで浮力を“補ってしまう”

沈みそう → 足を強く蹴る
浮きそう → 手で水をかく
など、キックで調整しようとすると余計に不安定になります。


改善するためのポイント

● 呼吸練習だけで浮力は大きく変わる

鼻歌を歌うように「吸う:吐く」を一定に。
落ち着くと、浮力は見違えるほど安定します。

● BCDは“1プッシュの半分”を意識

「ちょっとだけ入れる/ちょっとだけ出す」を徹底するだけでかなり変わります。

● トリムは器材セッティングで変わる

・タンクを少し下げる
・重りの位置を調整する
・フィンの角度を変える
これだけで姿勢が整うことも多いです。

● 中性浮力のキックを練習する

フィンの角度を浅く、ゆっくり。
足元だけでなく体全体を“しならせる”イメージができると安定します。


まとめ:浮力はセンスではなく“慣れ”で上手くなる!

浮力の安定・不安定は、ほとんどが呼吸・姿勢・キック・微調整の差です。
つまり、どれも練習すれば確実に上達します。

水中でふわっと止まって、景色を楽しめるとダイビングはさらに楽しくなります。


浮力は一人で悩むより、誰かに見てもらった方が圧倒的に早く上達します。
ぜひ一緒に練習しに行きましょう!セブンエースでお待ちしています😊

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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マンツーマン指導で上達する理由と効果

ダイビングを始めてから数本潜ったものの、浮力が安定しない、ナビゲーションが苦手、写真がうまく撮れない…
そんな悩みを抱えるダイバーにおすすめなのが、マンツーマン指導です。

少人数制やグループ講習でも学べることはありますが、マンツーマンなら自分の弱点に合わせて集中的にアドバイスを受けられるため、上達スピードが格段に変わります。

今回は、マンツーマン指導で上達する理由と、具体的な効果を解説します。


1. 自分だけに合わせた指導が受けられる

グループ講習では、全員のレベルや課題に合わせて進行するため、自分の弱点に時間を割けないことがあります。

マンツーマン指導では、インストラクターがあなたの苦手に集中してアドバイスしてくれます。
例えば:

  • 中性浮力の微調整

  • 姿勢やフィンワークのクセ修正

  • 呼吸法や安全停止の練習

自分専用の指導プランで練習できるため、上達スピードが大幅にアップします。


2. 失敗してもすぐに修正できる

水中での動きや呼吸の癖は、放置するとクセになりやすく、後で修正するのが大変です。

マンツーマンなら、失敗や不安な動きをリアルタイムでインストラクターがチェック
その場でアドバイスをもらいながら練習できるため、間違った癖が身につかず、正しい動きが早く定着します。


3. 不安や緊張を最小限にできる

特に初心者にとって、水中での不安や緊張は上達の妨げになります。

マンツーマンでは、バディや他のダイバーを気にせず、自分のペースで練習できます。

  • 落ち着いて呼吸や浮力を確認できる

  • 自分のペースでホバリングやナビゲーションを練習できる

  • インストラクターが常に近くでサポートしてくれる安心感

この環境があるだけで、水中での自信と安全意識が大きく向上します。


4. 上達の効果が見える化する

マンツーマン指導では、練習前後のスキルをインストラクターがしっかり評価してくれます。

  • 「前回より浮力が安定した」

  • 「安全停止中に体が水平に保てるようになった」

  • 「ナビゲーションで迷わなくなった」

進歩が目に見えることで、モチベーションが上がり、さらに上達しやすくなります。


5. スキルアップ講習やSP講習との相乗効果

マンツーマンで基礎を固めると、アドバンス講習やレスキュー講習、各種スペシャルティ(SP)講習の効果も高まります。

  • 中性浮力が安定している → 写真撮影やナビゲーションがスムーズ

  • 基本操作に自信がある → 流れや深場の講習も安心して参加できる

結果として、短期間で総合的なスキルアップが可能になります。


まとめ

マンツーマン指導で上達する理由と効果は、次の通りです:

  1. 自分だけに合わせた指導が受けられる

  2. 失敗してもすぐに修正できる

  3. 不安や緊張を最小限にできる

  4. 上達の効果が見える化する

  5. スキルアップ講習やSP講習との相乗効果

少人数制やグループ講習では得られない、集中・安心・効率的な練習環境を提供してくれるのがマンツーマン指導の大きなメリットです。

セブンエースでは、都市型ショップで少人数制、マンツーマンもOKのスタイルで、一人ひとりのレベルや目的に合わせた指導を行っています。
「浮力を安定させたい」「トラブル対応力を高めたい」「安全に自信を持って潜りたい」方は、ぜひマンツーマン指導を体験してみてください。

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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スキルアップ講習を受けるメリットと具体的効果

ダイビングを始めて数本潜ると、「もっと上手になりたい」「快適に潜りたい」と思う瞬間が出てきます。
そんなときにおすすめなのが、スキルアップ講習です。

スキルアップ講習は、単なる練習だけでなく、自分の弱点を明確にして効率的に改善するプログラム
さらに、アドバンスコースやレスキュー講習、各種スペシャルティ講習(SP)と組み合わせることで、潜れる環境やスキルの幅を一気に広げることもできます。

今回は、スキルアップ講習を受けるメリットと具体的な効果を詳しく解説します。


1. 中性浮力が安定し、快適なダイビングができる

中性浮力(PPB)はダイビングの基本中の基本ですが、初心者は浮き沈みが不安定になりがちです。

スキルアップ講習では、BCD操作や呼吸・姿勢のコツを個別に指導してもらえます。
その結果:

  • ホバリングが安定し、疲れにくくなる

  • 写真や動画撮影がしやすくなる

  • 安全停止が快適に行える

メリット:快適さが増すことで、ダイビングがより楽しく、長時間潜ることも苦にならなくなります。


2. トラブル対応力が身につく

講習では、水中で起こりうるトラブルの対処方法も練習します。

  • マスクに水が入ったときの対処

  • フィンやBCDのトラブル対応

  • ナビゲーションで迷った場合のリカバリー

これにより、万が一の状況でも冷静に対処できる力がつきます。
安心感があると、ダイビング自体のストレスも減り、楽しさが増します。

さらにレスキュー講習では、自分だけでなくバディや他のダイバーの安全管理能力も身につけられます。
緊急時の対応力を高めることで、より安心してダイビングに臨むことができます。


3. 自分の弱点を効率的に克服できる

「浮力は安定するけど泳ぎ方がぎこちない」「ナビゲーションは得意だけど写真撮影中に姿勢が崩れる」
こうした個別の課題も、スキルアップ講習なら一人ひとりの課題に合わせた練習が可能です。
短期間で効率よく弱点を改善できるのが大きなメリットです。

アドバンス講習では、中性浮力だけでなくナビゲーション・ディープダイブ・ナイトダイブなどの実践スキルも学べるため、総合的なスキルアップにつながります。


4. 新しいスキルや知識を増やせる

スキルアップ講習では、様々な専門スキルを学べます。

  • ドライスーツ操作

  • ナイトダイビングの安全管理

  • 水中カメラ撮影

  • サーチ&リカバリー

  • 流れのある海や洞窟のナビゲーション

各種スペシャルティ講習(SP)は、自分の興味や目的に合わせて選べるため、潜れる環境や楽しみ方の幅がぐっと広がります。


5. 安全性が高まり、安心して潜れる

スキルアップ講習を受けると、浮力・ナビゲーション・器材操作のスキルが向上するため、事故のリスクを減らすことができます。
特に冬や透明度の高い海、流れのあるポイントなどでは、スキルの差が安全性に直結します。


まとめ

スキルアップ講習を受けることで得られる具体的効果は:

  1. 中性浮力が安定し、快適に潜れる

  2. トラブル対応力が身につく(レスキュー講習でさらに向上)

  3. 自分の弱点を効率的に克服できる(アドバンス講習で総合的スキルアップ)

  4. 新しいスキルや知識を増やせる(各種SPで興味に応じた習得)

  5. 安全性が高まり、安心して潜れる

スキルアップ講習は、ダイビングをより楽しく、安全に、快適にするための近道です。
セブンエースでは、初心者から経験者まで、個々のレベルや目的に合わせたスキルアップ講習を行っています。
興味がある方は、ぜひこの機会に受講してみてください。

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ダイバーだけが知っている「水中の幸福感」

ダイビングをしていると、言葉では表せない特別な感覚を味わう瞬間があります。
それは、海に潜ったことのある人だけが知っている、**「水中で感じる幸福感」**です。


1. 水に包まれる安心感

  • 水中に浮かぶ瞬間、全身が水に包まれ、重力から解放されます。

  • 水面とは異なる静けさ、ゆったりとした浮遊感は、日常のストレスを忘れさせてくれます。

  • この感覚は、水中でしか味わえない特別なリラックスです。


2. 呼吸と心がリンクする感覚

  • レギュレーターで呼吸をすると、呼吸のリズムが自然に落ち着き、心も静かになります。

  • 「息を吸う→吐く」のリズムに集中すると、瞑想に似た感覚を味わえます。

  • この呼吸と心のリンクが、ダイバーにとっての幸福感のひとつです。


3. 生き物との一期一会

  • 水中で出会う魚やウミウシ、サンゴやカニなど、日常では見られない生き物との出会い。

  • 観察しているときのワクワク感、静かに共存している感覚は、心が満たされます。

  • 小さな生き物の動き一つでも、じっくり見られるのは水中ならではです。


4. 海中世界の絶景に囲まれる贅沢

  • 地形、光の差し込み、砂地やサンゴの色彩…

  • 水中でしか体験できない美しい景色を目の前にすると、自然と笑顔になります。

  • 「ここに自分だけがいる」という特別感が、幸福感をさらに高めます。


5. 達成感と自己肯定感

  • 潜降、浮上、中性浮力の維持、スキルをこなしたときの達成感。

  • 海から上がった後の爽快感や「また潜りたい」という気持ちは、ダイバーだけが知る幸福のひとつです。


まとめ

ダイバーだけが知っている幸福感は、

  • 水に包まれる安心感

  • 呼吸と心がリンクする静けさ

  • 生き物との一期一会

  • 海中世界の絶景

  • 達成感と自己肯定感

これらの瞬間が重なり、日常では味わえない満たされる感覚を与えてくれます。

セブンエースでは、少人数制でじっくり海の世界を楽しむダイビングを提供しています。
「海の幸福感」を一緒に体験しに行きましょう😊

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ダイビング中に安全に生物観察するマナー

ダイビングの楽しみのひとつは、海の生き物との出会いです。
色とりどりの魚や珍しい生物を間近で観察できるのは、海ならではの魅力ですが、間違った観察の仕方は生物や自分自身に危険を及ぼすことがあります。

今回は、ダイバーが知っておきたい、安全に生物観察を楽しむためのマナーをご紹介します。


1. 生き物に触らない・捕まえない

海の生物には、見た目が可愛くても刺激を与えると攻撃してくるものや、触れると体に毒があるものもいます。

  • サンゴを触らない

  • ウミウシや小魚を捕まえない

  • 手で追いかけない

生き物を驚かせたり、傷つけたりすると、生態系にも影響が出ます。
観察は目で楽しむことを第一に考えましょう。


2. 距離を保って観察する

水中では浮力や姿勢を意識して、生物との距離を保つことが重要です。

  • バディや周囲のダイバーと衝突しないよう注意

  • 浮上や沈みすぎを防ぐために水平姿勢を保つ

  • 写真や動画を撮るときも、生物に近づきすぎない

距離を保つことで、生物の自然な動きを観察でき、事故防止にもつながります。


3. 過剰な追いかけや囲み行為は避ける

珍しい魚やカニ、ウミウシを見つけると、つい追いかけたり囲みたくなるものです。
しかし、群れを乱したり、生物にストレスを与える行為はNG

  • 近づきすぎない

  • 泳ぐ方向を妨げない

  • バディや他のダイバーと相談して観察する

生物もストレスを感じると隠れてしまい、観察できるチャンスを失うこともあります。


4. 触れないだけでなく環境も守る

安全な観察は海の環境を守ることとセットです。

  • サンゴや岩を蹴らない

  • 砂を巻き上げない

  • ゴミは絶対に捨てない

生態系を守る意識を持つことで、長く楽しめる海を次の世代に残すことができます。


5. バディとコミュニケーションを取る

安全観察にはバディとの協力も欠かせません。

  • 見つけた生物の位置や方向を合図で伝える

  • 互いの浮力や位置を確認しながら観察

  • 写真を撮るときもお互いの安全を優先

安全停止やホバリング中にも、この意識を持つと快適に観察できます。


まとめ

安全に生物観察を楽しむためには、

  1. 生き物に触らない・捕まえない

  2. 距離を保って観察する

  3. 過剰な追いかけや囲みを避ける

  4. 海の環境を守る

  5. バディとコミュニケーションを取る

これらを意識するだけで、自分も生物も安全に、そして長く観察を楽しむことができます。

セブンエースでは、初心者から経験者まで、安全で快適に生物観察ができる指導を行っています。
海の魅力を存分に楽しむためにも、マナーを守ってダイビングを楽しみましょう!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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安全停止をもっと快適にする3つの工夫

ダイビングの最後に必ず行う安全停止
「3分間じっとしているのが退屈」「浮き沈みが安定せず疲れる」と感じる方も多いのではないでしょうか。

安全停止は、減圧症リスクを減らすための大切な時間
少し工夫するだけで、快適に、しかもリラックスして行えるようになります。

今回は、安全停止をもっと快適にする3つの工夫をご紹介します。


1. 浮力を事前にしっかり調整する

安全停止中に上下に揺れるのは、浮力が安定していないのが原因です。

  • 停止前にBCDの空気量を微調整

  • ドライスーツの浮力も確認

  • 呼吸での微調整を意識

これだけで、ホバリングがぐっと安定します。
セブンエースでは、5mで3分間の安全停止を徹底して行っているので、最初から浮力を意識して練習できます。


2. 水中で姿勢を整える

姿勢が崩れていると、浮力を維持するのに余計な力が必要になります。

  • 背中をまっすぐにして水平姿勢を意識

  • 足は軽く揃えてリラックス

  • 手は体の横か胸の前で軽く組む

姿勢を整えるだけで、呼吸の微調整もスムーズになり、疲れにくくなります。


3. 視覚の目印を活用する

「じっとしているのは退屈」という方は、目印を見つけてホバリングするのがおすすめです。

  • 水面や海底のブイを目安にする

  • バディやロープを視界に入れて位置を確認

  • 水中カメラやライトを持って視覚的に安定

目標を視界に置くことで、無駄に動かず落ち着いて安全停止できます。


🏅 安全停止を楽しむコツ

  • 呼吸に意識を集中してリラックス

  • 水中カメラで写真を撮るのもおすすめ

  • 「3分があっという間」と感じられる練習を積む

安全停止は「ダイビングの締めくくり」として重要なだけでなく、水中でゆったり景色を楽しむ時間にもなります。
セブンエースでは、初心者から経験者まで、安全停止が快適にできるよう個別にサポートしています。

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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オフシーズンにスキルアップ!冬におすすめのスペシャルティ講習

冬になると「海はお休み」というイメージを持つ方も多いですが、実はこの時期こそスキルアップに最適なシーズン。
海の透明度がぐっと上がり、落ち着いた環境でじっくり練習できるのが冬の魅力です。
今回は、そんなオフシーズンにおすすめのスペシャルティ講習を3つご紹介します!


🧭 中性浮力スペシャルティ(PPB)

ダイバーにとって永遠のテーマとも言える「中性浮力」。
冬は潜水客が少なく、ゆったりと時間をかけて練習できるため、浮力コントロールの感覚を身につけるにはベストシーズンです。

セブンエースでは、BCDの操作だけでなく、呼吸や姿勢、フィンワークのバランスも丁寧にチェック。
「ホバリングが苦手」「安全停止でフラフラしてしまう」そんな方には特におすすめです。

こんな方におすすめ!

  • 安全停止で安定できない

  • 写真を撮るときに姿勢が崩れてしまう

  • 浮き沈みを呼吸でコントロールしたい


🧭 ドライスーツスペシャルティ

冬の海を快適に潜るためには、ドライスーツの使い方をマスターすることが大切。
ウェットスーツでは寒さが厳しいこの時期も、ドライスーツなら快適に潜れます。

講習で学べること

  • ドライスーツ特有の浮力コントロール

  • 着脱のコツとメンテナンス方法

  • 緊急時の対処法

ドライスーツを扱えるようになると、潜れるシーズンが一気に広がるのも魅力です!


🧭 ナビゲーションスペシャルティ

透明度が高い冬の海は、コンパスナビゲーションの練習にぴったり。
見通しが良いので方向感覚をつかみやすく、落ち着いてスキルを磨けます。

「気づいたらバディが見えなくなっていた…」という経験がある方も、
この講習でしっかり自信をつけましょう。
地形や自然の目印を使ったナビゲーションのコツもお伝えします。


☀️ 冬の海はダイバー上達のチャンス!

オフシーズンにしっかりスキルアップしておくと、春~夏のダイビングがもっと快適で楽しくなります。
セブンエースでは、少人数制でじっくり練習できる講習スタイルを採用しているので、初心者の方も安心して受講できます。


📅 講習スケジュール・お問い合わせ

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BCDでの浮力調整が上手くいかない時の原因と対策

〜中性浮力を安定させて快適ダイビング〜

ダイビング中、BCD(浮力調整器)で浮力を調整するのは基本ですが、
「浮きすぎる」「沈みすぎる」「姿勢が安定しない」と悩む人は意外と多いです。
今回は、原因と具体的な対策を整理して解説します。


🌊 浮力調整が上手くいかない主な原因

  1. BCDに入れる空気量が多すぎる/少なすぎる

    • 空気を一度に入れすぎると急浮上になりやすい

    • 空気を入れなさすぎると沈みすぎ、足で蹴って補正しがち

  2. 呼吸を浮力調整に活かせていない

    • 中性浮力の基本は「息で微調整」

    • 息を止めたり、浅く速く呼吸すると上下に揺れる

  3. 姿勢が崩れている

    • 頭が下がったり腕が開きすぎたりすると、BCDの空気が均等に効かず不安定に

    • 水中で水平姿勢を作れないとBCD操作だけでは安定しません

  4. ウェイトが適正でない

    • ウェイトが多すぎるとBCDで浮かそうとしても追いつかない

    • 少なすぎるとBCDの空気量だけで浮力調整することになり不安定


🛠 浮力調整を上手くする対策

1️⃣ BCDの空気は少しずつ入れる

  • 浮きすぎたら少し排気、沈みすぎたら少し空気を足す

  • 大きく動かすのではなく、微調整を心がける

2️⃣ 息を使って微調整

  • 吸う → 少し浮く

  • 吐く → 少し沈む

  • BCDで大きく調整する前に、呼吸で姿勢を安定させる

3️⃣ 姿勢を水平に保つ

  • 腕は体の横に沿わせる

  • 頭は自然に上げる

  • 足はゆっくりキック

  • 水平方向が安定するとBCD操作が最小限で済みます

4️⃣ ウェイトの確認

  • ウェイトが多すぎる場合は減らす

  • 少なすぎる場合はBCDに頼りすぎず追加ウェイトを検討

  • 安全停止時に水平姿勢が取りやすい量が目安です


🌟 上達のポイント

  • 浮力調整は「BCD操作+呼吸+姿勢」の3つの組み合わせ

  • 1本ごとに「浮きすぎた・沈みすぎた」を記録すると改善が早い

  • 講習中に練習することで、自然に安定した中性浮力が身につきます


🏁 まとめ

原因 対策
BCDに入れる空気量が多すぎ/少なすぎ 少しずつ空気を入れる/排気する
息での浮力調整ができていない 吸う→浮く、吐く→沈むを意識
姿勢が崩れている 水平姿勢を意識、腕と足を正しい位置に
ウェイトが適正でない 適正ウェイトに調整してBCD操作を最小限に

BCDの浮力調整が安定すれば、中性浮力が自然に身につき、水中での移動も快適になります。
セブンエースでは、初心者でも自然にBCD操作をマスターできるよう、少人数制でのファンダイブやスキルアップ講習を行っています。

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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夏の名残を感じる水中で出会う魚やウミウシたち

こんにちは、セブンエースです。
陸上は寒い日も増えてきたこの頃ですが、水中はまだ夏の暖かさが残っています。
この時期の海は、夏と秋の境目ならではの生き物たちの行動が見られるので、観察する楽しみが広がります。


1️⃣ 水温の変化で魚やウミウシの行動が変わる

  • 水中はまだ夏のように暖かいため、魚たちは活発に泳ぎ回っています

  • しかし徐々に水温が下がる場所では、浅場にいた魚が深場に移動し始めることも

  • ウミウシも水温に応じて活動しやすい場所が変わるため、普段は見かけない種類に出会えるチャンスです


2️⃣ 光量の変化で出現場所が変わる

  • 秋の柔らかい日差しが海面に差し込むことで、水中の光の角度が変わります

  • 光が弱くなると、ウミウシや小さな甲殻類が岩の隙間や海藻の下から顔を出すことが増えます

  • 水中写真を撮る場合も、柔らかい光でマクロ生物の色彩や質感がより美しく映えます


3️⃣ 観察のちょっとしたコツ

  • 浅場の魚:朝一番や日差しが差し込む時間を狙うと遭遇率アップ

  • ウミウシや小型生物:岩や海藻の下、砂地の隙間に隠れていることが多いので、そっと近づく

  • 写真撮影:影を意識して光の当たり方を調整すると、立体感のある写真に


✅ 秋の海ならではの楽しみ

  • 夏とは違う生き物の動きや分布を観察できる

  • マクロ撮影の練習に最適

  • 陸上では気づかない小さな変化も、水中でじっくり観察できる


この夏の名残を感じる水中で、セブンエースと一緒に「夏と秋の境目の海」を探してみませんか?
少人数制のマンツーマンダイブなので、初めての方でも安心して楽しめますよ。
ぜひこの時期の海を体験しに来てください!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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