こんにちは!セブンエースです。
ダイビングといえば、美しい海や魚たちとの出会いが魅力ですが、「船酔い」が不安という方も多いのではないでしょうか?
今回は、船酔いの原因とその予防・対処法について、初めての方にもわかりやすく解説します!
■ 船酔いってなに?
船酔いは「乗り物酔い」の一種で、体のバランス感覚をつかさどる【内耳】が波の揺れに反応して、脳が混乱することで起こります。
主な症状は以下の通り:
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吐き気
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めまい
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頭痛
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冷や汗
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顔面蒼白
楽しいダイビングの前にこんな症状が出てしまうと、テンションが一気に下がってしまいますよね。
■ 船酔いを防ぐ7つの予防法
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前日はしっかり睡眠をとる
寝不足は船酔いを悪化させます。しっかり休んでコンディションを整えましょう! -
空腹・満腹を避ける
出航の1〜2時間前に軽食をとるのがおすすめ。油っこいものや消化の悪いものは避けましょう。 -
酔い止め薬を飲む
市販の酔い止め薬(アネロン、トラベルミンなど)を乗船の30分〜1時間前に服用すると効果的です。薬はその人によって合う合わないやアレルギーなどがあるので不安な方は医師に処方してもらいましょう。 -
前方や水平線を見る
スマホや本を読むと酔いやすくなります。遠くの水平線を見て、視覚と内耳の感覚を合わせましょう。 -
なるべく風通しのいい場所にいる
キャビンの中よりもデッキのほうが揺れを感じにくく、風が当たって気分もスッキリ。 -
深呼吸やリラックス
緊張や不安は酔いやすくなる原因です。呼吸を意識してリラックスを心がけましょう。 -
体を固定する
座っている時は手すりなどを持って身体を安定させると、揺れによる負担が減ります。
■ 船酔いしにくいおすすめの場所
✅ 船の中央付近(左右・前後ともに中央)
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揺れが最も少ない場所
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船は前(船首)や後ろ(船尾)ほど上下左右に大きく揺れます。中央部分は揺れの中心に近く、振動や動きが少ないため安定感があります。
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※大型船やクルーザーでは、エンジンから少し離れた中央がおすすめ。
✅ 風通しのよいデッキ(外)
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新鮮な空気が吸えるので気分が悪くなりにくい
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酔いそうになったら、キャビンの中にこもるよりも外で風にあたる方が楽になります。
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ただし、暑さ・寒さには注意!
✅ 水平線が見える場所
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視覚情報を安定させるのに効果的
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周囲が見えず体の揺れと視覚の感覚がズレると酔いやすくなります。海の地平線を見ることで、脳が「自分は動いてる」と正しく認識でき、酔いにくくなります。
■ 逆に酔いやすい場所
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❌船の前方・後方(船首・船尾) → 揺れが大きい
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❌キャビンの中(特に窓のない場所) → 酸素が少なくて視界も不安定
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❌エンジンの近く → 振動やにおいが気分を悪くすることも
■ 船酔いしてしまったら?対処法
万が一、酔ってしまったら無理をせず休みましょう。
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酔ってきたらすぐにスタッフに相談!
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横になる or 座って目を閉じる
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水分補給(スポーツドリンクがおすすめ)
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酔いがひどい時は、その日のダイビングを見送ることも選択肢
■ 最後に:船酔いが不安でも大丈夫!
船酔いは誰にでも起こり得ます。特にダイビングが初めての方や、船に乗り慣れていない方は心配になるのも当然です。
でも、ちょっとした予防と準備で大きく違ってきます!
前日の過ごし方や酔い止め薬を飲むなどでしっかりと対策をしてダイビングを楽しみましょう!
ご相談などはお気軽にどうぞ!
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