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初心者向け!水中で疲れないフィンキックのコツをセブンエースが伝授!
こんにちは!ダイビングショップ セブンエースです。
「水中でなかなか前に進まない…」「ダイビング中にすぐバテてしまう…」
そんなお悩み、実は「フィンキックのフォーム」が原因かもしれません。
今回は、ダイビング初心者の方でもすぐ実践できる、疲れにくいフィンキックのコツをご紹介します!
■ 1. 疲れやすいフィンキックの特徴とは?
まず、よくあるNGパターンを知っておきましょう。
❌ こんなキック、していませんか?
- 膝から先だけをバタバタ動かしている
- フィンが水面から出てバシャバシャしている
- 大きく力を入れてキックしているのに、全然進まない
- キックのたびに身体が上下に揺れる
これらはすべて、エネルギーを無駄に使い、疲れやすくなる原因になります。
■ 2. 基本は「足全体を使ってなめらかに」
水中では、大きな筋肉(太ももやお尻)を使ってゆっくりとキックすることが大切です。
✅ 疲れないフィンキックの基本フォーム
- 膝は軽く曲げたまま、太ももごとゆっくり動かす
- フィンが水面に出ないように、体は水平をキープ
- 小刻みにバタ足せず、ゆったりと大きく蹴る
- つま先は伸ばし気味にし、フィンの面で水を押す
これにより、最小限の力で最大限の推進力を得られます。
■ 3. 実は「姿勢」が重要!キックより先に整えよう
どんなにキックが上手でも、水中での姿勢(トリム)が崩れていると、疲れやすくなります。
✅ 正しい姿勢(中性浮力)のポイント
- 背筋を伸ばし、頭からフィンまでが一直線
- 腕は前に軽く伸ばす or 組むとバランスが安定
- 足が沈まず、フィンが水面に出ない高さをキープ
→ これだけで、フィンのパワーがしっかり水に伝わり、楽に泳げるようになります。
■ 4. よくある質問にお答え!
Q:ゆっくり蹴ると、全然進まない気がします…
→ 焦らず「推進力をためる感覚」でキックしましょう。
強く蹴る必要はなく、フィンのしなりを上手く使えば「ぐいっ」と前に出る感覚がつかめます。
Q:ダイビング中、すぐにバテるんです…
→ フィンキックの他に、中性浮力・姿勢の崩れ・呼吸が浅いなども原因になります。
特に「頑張って泳ごう」と思うほど、逆に疲れてしまうことも。
■ 5. セブンエースの講習でも「楽なキック」重視!
ダイビングショップ セブンエースでは、体験ダイビングやOW講習の際に、「疲れないフィンキック」や「安定した姿勢の取り方」も丁寧にアドバイスしています。
「フィンをうまく使えるようになって、泳ぐのが楽しくなった!」
「以前より疲れずに楽しめるようになった!」
そんなお声もたくさんいただいています。
初心者の方こそ、「楽に泳ぐコツ」を早めに身につけるのがダイビング上達の近道ですよ!
✅ まとめ|フィンキックが変わるとダイビングがもっと楽に!
ポイント | 内容 |
---|---|
フォーム | 膝から先だけでなく、足全体でゆったり |
姿勢 | 背筋を伸ばし、水平に保つ |
呼吸 | ゆっくり、深く落ち着いて |
焦らず | 速く泳ごうとしない、推進力を意識 |
📢 お知らせ:フィンキック練習にも最適なファンダイブ実施中!
セブンエースでは、泳ぎの練習を兼ねたファンダイブやリフレッシュダイブも開催中。
「もう一度キックや姿勢を見直したい」という方にも大好評です!
お気軽にお問い合わせください 😊
ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)
〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102
【ダイビング雑学】水中では音の方向がわかりにくい?その理由と注意点をセブンエースが解説!
こんにちは、ダイビングショップ セブンエースです。
ダイビング中、「何か音がしたけど、どこからか分からなかった…」そんな経験ありませんか?
実はこれ、水中では音の方向がとてもわかりにくいという、人間の聴覚の弱点によるものなんです。
今日はこの不思議な現象について、科学的な理由とダイバーが取るべき対策をやさしく解説します。
🔊 なぜ水中では音の方向がわかりづらくなるの?
その理由は大きく2つあります。
① 水中では「音のスピード」が空気より速いから
- 空気中の音速:約 340m/秒
- 水中の音速:約 1500m/秒
なんと、約4.4倍も速く伝わるのです!
💡 なぜ水中だと音が速くなるの?
音とは「振動」であり、物質の中を粒子が連鎖的に振動して伝わる波です。
- 空気中では粒子の密度が低く、振動の伝達に時間がかかる
- 一方、水は密度が高く、粒子同士の距離が近いため、振動(音波)がより早く伝わる
つまり、密度が高い=音速が速いという仕組みです。
👂 人間は“左右の耳へのわずかな時間差”で音の方向を判断している
たとえば右側から音がすると…
- 右耳にほんのわずかに早く、強く音が届く
- 脳がその「わずかな違い」を解析して、方向を認識する
この仕組みが、音の方向感覚のカギです。
❌ ところが水中では…
音が速すぎるため、左右の耳にほぼ同時に音が届いてしまう!
▼その結果…
- 時間差や音量差がほとんど無くなる
- 脳が方向を判断できない
→ 音の方向がぼやけて分からなくなる
🔄 さらに音が曲がったり、反射したりする
水中では…
- 岩や海底で反射
- 水温の層(サーモクライン)で屈折
- 空気の泡や浮遊物で減衰・拡散
こうした現象もあり、音の伝わり方は非常に複雑になります。
🧭 ダイビング中の対策と心構え
水中での方向感覚には限界があります。音が聞こえたら…
✅ 視覚で周囲を確認する
→ バディ・魚群・ボートの位置などは「見て」判断
✅ コンパスやダイブコンピューターを活用
→ 現在位置や帰りの方向を「数値」で把握
✅ 泡の向き・量・速さを見る
→ 他のダイバーの動きのヒントになります
✅ 緊急時は「合図」で伝えることを徹底
→ 水中では言葉よりハンドシグナルが命綱
📝 まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
水中の音速 | 空気中の約4.4倍(約1500m/秒) |
音の方向がわからない理由 | 両耳に同時に音が届くため、脳が方向を認識できない |
他の影響 | 反射、屈折、拡散によって混乱が増す |
対策 | 視覚・計器・バディとの連携を強化 |
🌊 セブンエースからひとこと
音が聞こえたら、すぐにその方向を見てしまうのが陸上の感覚。
でも水中ではそれがまったく通用しない世界。
だからこそ、目で見る・バディを信頼する・機器を確認するという基本が何よりも大切です。
この不思議で奥深い水中世界を、安全に、もっと楽しく体験していきましょう!
ご相談などはお気軽にどうぞ!
ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)
〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102
【ダイビングの疑問】潜っているとトイレが近くなるのはなぜ?
こんにちは!ダイビングショップ セブンエースです。
お客様からよく聞かれる質問のひとつに、こんなものがあります。
「ダイビング中、なぜか毎回トイレが近くなるんですけど…これって普通ですか?」
実はこれ、ほとんどのダイバーが経験している自然な現象なんです!
今回はその理由を、ダイビング初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
◆ 原因は「浸漬利尿(しんせきりにょう)」という体の反応
水に浸かると体に起きる生理的な反応のひとつに、**「浸漬利尿」**があります。
簡単に言うと、
水中に入ることで、体が尿をたくさん出そうとする現象
です。
◆ なぜ体は尿を出そうとするの?
ポイントは以下の3つです:
✅ ① 水圧の影響で血液が体の中心に集まる
潜ることで体にかかる圧力が高まり、血液が手足などから中心部(心臓や腎臓周辺)に押し戻されます。
✅ ② 体は「血液が増えた!」と勘違いする
実際には増えていないのに、体は「血液が多すぎる」と誤解します。
✅ ③ 腎臓が働き始める
そこで体はバランスを取ろうとして、尿として水分を排出しようとするのです。
つまり、体は自然に「おしっこを出して調整しよう」としているわけですね。
◆ 特に冷たい水ではさらにトイレが近くなる
水温が低いと、血管が収縮してさらに血液が中心に集まりやすくなります。
その結果、トイレの回数が増えたり、強く感じたりすることがあります。
◆ どうすればいいの?
✅ ダイビング前には水分補給をしすぎないように注意
とはいえ、脱水症状を防ぐためにはある程度の水分は必要です。バランスが大事!
✅ トイレには出港前にしっかり行く
特にボートダイビングでは、出発前のトイレが超重要です!
✅ ウェットスーツ使用時は覚悟も必要!?
正直な話、水中で自然に任せるダイバーもいます。海の中で排尿すること自体は環境的に問題ありませんが、抵抗がある方はご相談ください(笑)
◆ 安心してください、あなたのせいではありません!
潜ってすぐトイレに行きたくなるのは、**病気や異常ではなく、誰にでも起こる「正常な反応」**です。
恥ずかしがる必要はありませんし、私たちインストラクターもみんな経験しています!
◆ まとめ:潜るとトイレが近くなる理由は?
- 水圧の影響で血液が体の中心に集まる
- 体が「血液が多すぎる!」と勘違い
- 尿を出して調整しようとする(=浸漬利尿)
この現象を知っておくだけでも、初めてのダイビングでも安心できますよ。
📍 ダイビングショップ セブンエースでは、初めての方も安心して参加できるよう、事前説明をしっかり行っています!
水温・水圧・体調変化などもわかりやすく解説しますので、何でもご質問ください。
ご相談などはお気軽にどうぞ!
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【ダイビング豆知識】魚の色は深さで変わるって知ってた?
こんにちは!ダイビングショップ セブンエースです。
今日は、ダイビング中に「魚の色が思っていたのと違う!」と驚いた経験がある方に向けて、水深と色の関係についてわかりやすく解説します。
◆ 魚の色が違って見える理由
水中では、光の性質が空気中と大きく異なります。
実は、太陽光(白色光)は水に入ると波長の短い色から順に吸収されていきます。
吸収される順番 | 色 | 吸収される深さの目安 |
---|---|---|
① 赤色 | 赤 | 約5〜10m |
② 橙・黄色 | 橙・黄 | 10〜20m |
③ 緑色 | 緑 | 20〜30m |
④ 青色 | 青 | 30m以降も比較的残る |
つまり、水深10mを超えると「赤」はほとんど見えなくなり、赤い魚は黒やグレーに見えるようになります。
◆ 実際にどう見える?よくある例
🔴 赤い魚(例:ベニカエルアンコウ、オトヒメエビなど)
→ 深場では黒や茶色に見える。
🟠 オレンジ系(例:クマノミ、キンギョハナダイなど)
→ 深く潜ると黄色っぽく変化。
🟡 黄色い魚(例:ヨスジフエダイ、ネンブツダイなど)
→ 20m以上では色が褪せて見える。
🔵 青い魚(例:ソラスズメダイ、ルリスズメダイなど)
→ 比較的そのまま綺麗に見える!
◆ 色が見えるかどうかで水深の目安も分かる!
ガイドやインストラクターの中には、色の見え方で大体の水深を推測できる人もいます。
「赤が見えなくなった=10m以上潜っているな」といった判断が可能です。
◆ 水中ライトやストロボで本来の色が見える
ナイトダイビングや水深のある場所では、ライトを使うと魚の本来の鮮やかな色が浮かび上がります。
📸 水中カメラで綺麗な写真を撮りたい場合は、ライトやストロボは必須!
赤や黄色の魚もバッチリ色鮮やかに写せます。
◆ 体験ダイビングでも「色の変化」は楽しめる!
体験ダイビングの水深(5〜10m)でも赤やオレンジの色が変わる様子が楽しめます。
「さっき見た魚、こんな色だったの!?」と水面での写真と比べて驚かれることも。
◆ まとめ
- 水中では赤→青の順に色が見えにくくなる
- 赤は10m程度で黒っぽく見えるようになる
- 青や紫は深くまで残る
- 水中ライトで色がよみがえる
ダイビングは、ただ魚を見るだけでなく、「色の変化」まで楽しめるスポーツです。
セブンエースのファンダイビングや講習では、こうした海の不思議も丁寧に解説していますので、ぜひお気軽にご参加ください!
ご相談などはお気軽にどうぞ!
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初心者でも撮れる!水中写真のコツとポイントをセブンエースが解説!
こんにちは、ダイビングショップ「セブンエース」です!
「ダイビング中に写真を撮ってみたいけど、うまくいかない…」
そんな声をよく聞きます。水中写真はちょっとしたコツを知るだけで、グッとクオリティが上がります!
今回は、コンデジからスマホハウジング、ミラーレス一眼まで幅広く対応できる、「誰でも撮れるようになる水中撮影の基本」をご紹介します。
🎯 まずは基本!水中写真の3つのポイント
1. とにかく動かない!=中性浮力をマスターすること
水中写真で一番大切なのはブレないこと。
でも、陸のように三脚が使えない水中では、自分の体が安定しているかどうかがすべて。
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ホバリング中に撮影できることが理想
-
中性浮力が安定すると、カメラ操作にも余裕が出る
-
カメラを持つ手が浮かないように意識しよう
💡 セブンエースでは、中性浮力に自信がない方への撮影サポートも行っています!
2. 被写体との距離は近く!水中は“寄って撮る”が鉄則
水中では水とプランクトンによって光が拡散し、被写体がぼやけがちです。
そこで大事なのが「とにかく寄ること」。
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撮影の基本は「なるべく被写体に近づく」
-
ただし、無理に接近しすぎてサンゴや生物を傷つけないよう注意
-
撮影時は「一歩手前」で止まり、ズームやトリミングで調整するのも手
3. 自然光+ライトの使い分けを覚えよう
水深が深くなるほど、赤系の色が吸収され、青っぽく写ります。
それを補うにはライトやフラッシュ(ストロボ)の使い方がカギ。
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浅場(〜5m):太陽光が届くのでライトなしでも鮮やか
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中層〜深場:ライトで**色を“戻す”**イメージで照らす
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動く生物はライトを強く当てすぎると逃げるので、やさしい照射を意識
🔧 撮影時のテクニック集
テクニック | 内容 |
---|---|
連写モードを使う | 一発勝負より、数枚撮ってベストを残すのが◎ |
水平・垂直を意識する | 斜めにならないだけで写真が安定して見える |
目にピントを合わせる | 魚などの動物は、目がシャープだと印象アップ |
背景にも気を配る | ゴチャついた背景はNG!砂地やブルー背景が◎ |
📷 初めてのおすすめ被写体
「何を撮ればいいか分からない…」という方のために、撮りやすくてキレイに写る被写体をご紹介!
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オキゴンべ(動きがゆっくり、色が映える)
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ウミウシ(動かない+撮影練習に最適)
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アオリイカ(産卵時はホバリングしてくれる)
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ハゼ系(根気強く粘ればベストショットも)
🧰 セブンエースの水中撮影サポート
「初めてカメラを持って潜る」という方もご安心を!
当店では、以下のようなサポートを行っています:
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📘 水中カメラの使い方簡易レクチャー(出発前に)
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🤿 撮影しやすいポイントや被写体をご案内
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🎞 撮った後のチェック&アドバイスも可能!
📝 まとめ:水中写真は練習あるのみ!
水中写真は「知識+慣れ」でどんどん上達します。
最初から完璧を目指さず、「まずは撮ってみる」「たくさん撮ってみる」ことが一番大切です!
伊豆の豊かな海で、あなただけの一枚を撮ってみませんか?
ご相談などはお気軽にどうぞ!
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