海の中のなんじゃこりゃ!? も第4弾となりました。
今回は、このブログではおなじみ「ガンガゼ」で行きたいと思います。
刺された時の対処法については、「ガンガゼ に 刺された時 の 正しい対処法」
(https://sevenace.net/?p=118またはhttps://sevenace.net/?p=1405)をご覧ください。
このガンガゼは、見た通りウニの一種です。
トゲの長さは長いもので30cmに達するといいます。
中心にある開口部周辺は黄色く、その周りが青くなっています。また、上面には白い斑点もあります。
ガンガゼは夜行性なので昼間は岩陰に隠れていることが多くトゲだけが隙間から
出ていることがあります。
これが夜になると岩陰から出てきて藻類などを食べます。
ナイトダイビングをすると、ガンガゼの中心部分が青白く光ってとてもきれいですが、
岩場にびっちりいるものをライトで照らしてみると、さすがにちょっと怖いほどです。
ガンガゼに刺されることが心配でなかなか潜降できない人もいるほどですから。
日本近海では房総半島や相模湾以南に生息しているので、見ることも多いかと思います。
天敵はイシダイやモンガラカワハギ類で、あのトゲにもかかわらずバリバリと食べてしまうそうです。
そのため、襲われないように群れをなして生息しています。
また、ガンガゼがいるところにはエビが共生していることもあります。
あのトゲに守られてエビたちには安全な場所なんですね。
ウニの種類なので食べることもできますが、ウニよりは少し旨みが少ないようですよ。
いかがでしょうか?最後に、くれぐれも触ろうとしないでくださいね。トゲは本当に危険なので。
安全を確保しつつナイトでのガンガゼ畑、一緒に見に行ってみませんか?
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