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サンゴ礁の成り立ち

サンゴ礁の成り立ち

きれいなサンゴ礁、嫌いな人はいないですよね(●^o^●)

でもサンゴ礁にも幾つか種類があるのはご存じない方も多いと思います。

実はサンゴ礁は、その形により次の3種類に分類されます。

(1) 裾礁・・・海岸線に接して発達したサンゴ礁。日本のサンゴ礁のほとんどがこの裾礁です。

(2) 堡礁・・・陸地を囲むようにできたサンゴ礁。陸と島の間には「礁湖」と呼ばれる海があります。

グレートバリアリーフがこの堡礁です。

(3) 環礁・・・礁の中心に島がなく、上から見ると輪のようにできているサンゴ礁。

ムルロア環礁や沖ノ鳥島がこの環礁です。

このようなサンゴ礁の形態の違いはどのように出来たのでしょうか?

これは、陸地が沈降してできた、という説と、海水面の上昇によりできた、との説があります。

どちらの説でも、元々陸地に接して裾礁が出来た後、島の沈降や海水面の上昇により裾礁であったところが堡礁となり、

更に沈降や海水面の上昇により環礁となったと考えられています。

(ちなみに、沈降説はダーウィンが唱えている説なんですよ。)

どちらの説にしても、陸地が海水面に沈んでもサンゴ礁は一緒に沈むのではなくきちんとそこで

成長しているのですからすごいですよね。

それだけの長い年月をかけてできたサンゴ礁、ダイビングの際には、傷つけないように

気を付けながら、中性浮力を確保しながらゆったり眺めてみたいものですよね。

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