こんにちは、ダイビングショップ セブンエースです!
ダイビング器材の中でも、最も重要な役割を持つのが「レギュレーター」です。
空気ボンベの高圧空気を安全に呼吸できる圧力に調整し、ダイバーに届ける命綱とも言えます。
今回は、レギュレーターの仕組みと、
安全に長く使うために欠かせないオーバーホールの重要性についてわかりやすくご説明します。
■ レギュレーターの仕組みとは?
レギュレーターは大きく分けて2つの段階で空気の圧力を調整しています。
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第1段階(ファーストステージ)
高圧の空気ボンベから空気を取り出し、中圧に減圧します。
この段階で圧力が約200気圧から約8〜10気圧に下がります。 -
第2段階(セカンドステージ)
中圧の空気をさらにダイバーが吸いやすい圧力(周囲の水圧とほぼ同じ)に調整し、呼吸用の口元まで送ります。
吸う力に応じて空気の流れが調整される仕組みです。
■ なぜオーバーホールが必要なの?
レギュレーターは、水中で使うため非常に繊細かつ安全が最優先の器材です。
長期間の使用や海水、塩分、ホコリなどの影響で内部に汚れや錆が付いたり、部品が劣化することがあります。
そのまま使い続けると…
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呼吸がしづらくなる
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空気漏れや不完全燃焼のリスク
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最悪の場合、呼吸ができなくなるなど重大事故につながることも
■ オーバーホールとは?
オーバーホールは、レギュレーターを分解し、部品の点検・洗浄・交換を行うメンテナンス作業です。
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シール類やOリングの交換
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各部品の洗浄・交換・適正な状態に調整
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ホースの点検や交換
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外装のクリーニング
これにより、器材の性能を新品に近い状態に保ち、安全に使い続けることができます。
■ どのくらいの頻度でオーバーホールをするべき?
一般的には、1年に1回、または使用時間100時間(100ダイブ)ごとにオーバーホールを推奨しています。
特に海での使用頻度が高い方や、長期間使い続けている器材は、より早めの点検が安心です。
■ セブンエースでのサポート
当店では、器材の安全点検やオーバーホールのご相談も承っております。
初心者の方には、適切なメンテナンスのタイミングや方法も丁寧にご案内しています。
安心・安全なダイビングのために、レギュレーターのオーバーホールをぜひ忘れずに行いましょう!
■ まとめ
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レギュレーターは空気を安全な圧力に調整する重要な器材
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海水や汚れで内部が劣化しやすい
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定期的なオーバーホールが安全維持に不可欠
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1年に1回または100時間ごとの点検を目安に!
快適で安全なダイビングを楽しむためにも、レギュレーターの仕組みとメンテナンスについて正しい知識を持ちましょう。
ご相談などはお気軽にどうぞ!
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