皆さん出世魚という言葉はご存知ですよね。
出世魚とは成長に応じて呼び名が変わる魚の事です。
昔の武士や学者などは、元服の際や出世に伴って名前を変える習慣がありました。
出世魚という呼び方は、「成長に伴って出世するように名前が変わる魚」として、
縁起のよい魚として扱われ、めでたい席や門出を祝う席などの料理として
好んで使われました。
代表的な出世魚は 『ブリ』、『スズキ』、『ボラ』などが有名ですね。
その中でもブリは地方によって様々な呼び方をします。
関東では「ワカシ」(15cm位まで)、「イナダ」(40cm位)、
「ワラサ」(60cm位)、「ブリ」(90cm以上)と呼びます。
関西では ツバス → ハマチ → メジロ → ブリ と呼びます。
私の母の出身の北陸地方では、
ツバエリ → コズクラ → フクラギ → アオブリ → ハナジロ → ブリ
と6回も呼び名が変わるそうですよ!( ゚Д゚)
他にも各地方で色々な呼び名があるそうです。
ご自分の出身地方の呼び名を調べてみるのも面白いですね(*^-^*)
近代の日本では名前が変わるのは結婚や離婚の時ですよね。
男性は婿養子にでも入らない限り一般的には名前は変わりませんよね。
それなのに6回も改名するブリって凄いですよね。
今後ブリを食べる時にはちょっと畏まって食べる事にしまーす(;^ω^)
そういえば最近お寿司を食べていない・・・
無性にお寿司が食べたくなってきた・・・
誰か・・・高級寿司店に連れて行って下さい!(*´з`)
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