こんにちは!ダイビングショップ セブンエースです。
春から夏にかけて、伊豆の海で見られるアオリイカの産卵シーン。
透き通るような体と優雅な泳ぎ、そして命をつなぐ感動的な瞬間は、ぜひ写真に収めたいものです。
この記事では、水中写真初心者の方にも分かりやすく「アオリイカの産卵を上手に撮影するコツ」をご紹介します!
■ 1. アオリイカの産卵が見られる場所と時期
◎ ベストシーズン
関東近郊では5月〜8月頃が産卵のピーク。
水温が20℃前後になる頃、浅場の産卵床にアオリイカたちが集まります。
◎ 人気のダイビングポイント(東京から日帰り可能)
- 大瀬崎(西伊豆):人工産卵床が設置されており、高確率で撮影可能
- 城ケ島(三浦半島):ビーチ・ボートどちらでも遭遇のチャンスあり
- 黄金崎(西伊豆):透明度が高く、じっくり撮影したい方におすすめ
■ 2. 撮影前に知っておきたいアオリイカの行動
- 警戒心が強く、急な動きや泡、強いライトを嫌う
- オスはメスを守るため、他のオスと激しく争うことも
- 産卵はペアで枯れ枝や人工産卵床に卵を産みつける形で行われます
■ 3. 撮影時のポイントとテクニック
◎ カメラ設定
- ストロボは基本OFFか最小:強い光は警戒の原因に
- シャッタースピードは速め(1/125〜):動きのあるシーンもブレにくい
- ホワイトバランスは水中モード or 手動設定:色味を自然に再現
◎ 撮影アングルと構図
- 横方向から狙う構図:産卵やペアの関係性がよく伝わる
- 卵とイカを一緒に写す:命のストーリーを印象的に演出
- 背景はできるだけシンプルに:青い海やボケ感を活かすと美しい
■ 4. 近づき方のコツとマナー
◎ 泡をかけない
アオリイカは吐いた泡にも敏感に反応します。中性浮力をしっかり保ち、泡が産卵床に流れない位置取りを意識しましょう。
◎ 匍匐(ほふく)前進で静かにアプローチ
- 手前で静かに着底し、匍匐前進でじわじわと接近
- 体をできるだけ低く保ち、シルエットを小さくする
- フィンで砂を巻き上げないように注意
◎ とにかく「待つ姿勢」が大事
- アオリイカは慣れるまでに時間がかかります
- 無理に近づかず、じっとその場で観察を続けることが成功のカギ
◎ 寒さ対策もしっかりと
- 産卵の時期はドライスーツやインナーの調整が重要
- 長時間待機になることが多いため、冷え対策を万全にして臨みましょう
■ 5. 撮影チャンスを逃さないために
- 潜る前に産卵床の位置を確認(ガイドに相談を)
- エントリー後すぐに移動し、時間をかけて観察
- 動画撮影も効果的:アオリイカの滑らかな動きや行動が記録できます
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