上達と安全に役立つログブックの使い方
「講習のときに書いて以来、ダイブログ開いてない…」
「スタンプもらうだけで終わってるかも…」
そんな方にこそ知ってほしい!
**ログブックは、ただの記録ではなく、上達と安全に直結する“水中のライフログ”**なんです。
そもそもログブックって何?
ログブック(ダイブログ)は、自分が潜ったダイビングの詳細を記録するノートです。
日付や場所、水深、潜水時間、気温・水温、見た生き物、使用した器材、感想や体調など、たくさんの情報を書き残していきます。
紙のログブックだけでなく、最近ではスマホのアプリやダイブコンピューターと連動したデジタル版も人気です。
過去のログを活用する5つのメリット
① スキルの成長が見える!
初めて潜ったときのこと、初ボート・初ドライ・初DEEP…
過去のログを振り返ると、自分の経験がどう積み重なってきたかがよくわかります。
「前は耳抜きに苦労したけど、今回はすぐできた!」
「浮力コントロールが前より安定してる!」
そんな“気づき”は、次のダイビングへのモチベーションアップに!
② 体調やトラブルの傾向がわかる
「いつも2本目で寒さを感じる」
「前回も耳が痛くなったのは、水温が低い日だった」
過去のログを見返せば、自分の体調・反応のパターンが見えてきます。
それがトラブルの予防や対策に直結します。
③ 次に潜るときの参考になる
「このポイントは流れが強かった」
「透明度が良かったのは午前中の早い時間だった」
「この器材の組み合わせが快適だった」
など、過去の記録が次の計画・準備のヒントになります。
特に同じポイントに再訪する場合には、役立つ情報の宝庫!
④ 海況や生物情報が残せる
「7月の大瀬崎でアオリイカの産卵を見た」
「黄金崎でカエルアンコウを観察したのは10月頃」
生物の出現時期や海のコンディションなど、**長く記録を取ることで“自分だけの生物カレンダー”**になります。
ガイドのように「○月に○○が見られる」という目安がつくのも楽しいです。
⑤ 忘れかけていた“感動”を思い出せる
ログブックは、日記でもあります。
- 「初めてマンボウを見た!感動で震えた」
- 「バディとハイタッチした瞬間の気持ち」
- 「講習でできなかったことができた日の喜び」
そんな記録は、何年たっても見返すたびに蘇ります。
ログブック、何を書けばいい?
以下のような項目を記録しておくのがおすすめです:
カテゴリ | 記録内容の例 |
---|---|
基本情報 | 日付/ポイント名/本数/ガイド名 |
環境 | 水温/気温/透明度/流れ/うねり |
器材 | ウェット or ドライ/フィンやマスクの種類 |
行動 | 潜水時間/最大水深/エントリー&エグジット方法 |
見た生物 | 特に印象に残った魚・生き物/その数やサイズ |
トラブル | 耳抜き失敗/浮力調整が難しかった etc. |
感想・気づき | 良かった点・反省点・ガイドへの感謝 etc. |
デジタルログとの使い分けもおすすめ!
- 紙のログ:自由度が高く感情を書きやすい(スタンプも楽しい)
- デジタルログ:データの分析・管理に便利(水深グラフや位置情報が自動記録)
→ 両方使って「思い出」と「分析」のいいとこ取りが◎!
セブンエースでもログの活用をサポート!
当店では、体験ダイビングでもライセンス講習でも、ログの記録を丁寧にご案内しています。
ガイドも「こんなの書くと面白いよ」「この魚の名前は○○だよ」とサポートします!
- 水中生物図鑑やウミウシ図鑑を用意してあります!
まとめ:ログブックは“水中の自分史”
ダイビングは、1本1本が貴重な経験です。
その記録を残し、活用することで、安全にも、上達にも、楽しさにもつながります。
「スタンプを集めるだけじゃない」
“生きたログ”を残して、もっとダイビングを楽しもう!
ご相談などはお気軽にどうぞ!
ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)
〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102