一般的にマンタって呼ばれているエイはご存知ですよね。
これは学名の Manta birostris に由来しています。
身体の背面が黒く、大きい胸びれをマントに見立てて、
ラテン語でマント(外套)、転じてマンタになったようです。
英名では Manta ray 、日本語ではオニイトマキエイと呼ばれています。
イトマキ(糸巻き)とは糸紡ぐ道具で、頭ヒレをそれに見立てたようですね。
オニはそのまま鬼で、身体の大きなものとして呼称されているようです。
身体の大きな糸巻きのエイって書かれると何だかよく分からなくなりますね・・・(;^ω^)
沖縄地方では「ガマーカマンタ」と呼ぶそうです。
これは「大きな釜の蓋」を意味しています。
偶然にも「マンタ」の文字が入っていますね、ちょっと不思議な感じですよね。
ところでマンタは通常は背面が黒く、腹面が白くなっています。
腹面にある黒いまだら模様があり、個体によって様々な文様をしています。
珍しいものでは腹面も黒い「ブラックマンタ」や、
全身が白いマンタもごく稀に観察されています。
白いマンタ、いつか出会ってみたいですね(^^♪
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