こんにちは、ダイビングショップ セブンエースです!
水中写真を撮るときに、「なかなかピントが合わなくてイライラする…」
そんな経験はありませんか?
特に初心者の方は、水中の特殊な環境やカメラの扱いに慣れていないため、ピント合わせが難しく感じることが多いです。
今回は、水中でピントが合わない原因と、その対策法を初心者向けに解説します!
■ なぜ水中でピントが合いにくいの?
水中は空気中と違い、光の屈折率や透明度が変わります。
- 水の屈折率が空気より高いため、目で見た距離感が狂いやすい
- 水中での被写体は動きやすく、光量も不足しがち
- 水中カメラやハウジングの特性によって、ピント調整が難しくなる
これらの影響で、ピントが合いづらいと感じることが多いのです。
■ 初心者にありがちな失敗例5つ
- カメラと被写体の距離が遠すぎる
水中では近距離での撮影が基本。遠いとピントが合いにくくなります。 - ピントをオートに任せすぎる
オートフォーカスがうまく働かない場合が多いので、マニュアルやAFエリアの選択が重要。 - 水中の明るさを考慮しない
暗い場所ではピントが合いにくいので、ストロボやライトの使用を検討。 - 動く被写体を追いかけすぎる
動きが速い魚に無理にピントを合わせようとすると、ブレやピント外れが増えます。 - カメラの設定やハウジングのレンズ清掃不足
水滴や汚れがレンズについていると、ピントが狂います。
■ ピントを合わせるための具体的な対策
① 被写体にできるだけ近づく
水中写真は「近づく」が鉄則。
近ければピントが合いやすく、色も鮮やかに写ります。
② オートフォーカスのエリアを狭くする
広範囲のオートフォーカスより、一点集中モードや小さなAFエリアに設定すると狙いやすいです。
③ マニュアルフォーカスを活用する
水中用コンパクトカメラやミラーレスの一部はマニュアルフォーカス機能があります。
慣れてくると確実にピントが合わせやすくなります。
④ 光量を確保する
暗い場所ではストロボやビデオライトを活用し、被写体を明るく照らしましょう。
これでピントが合いやすくなります。
⑤ カメラ・ハウジングのレンズは常に清潔に
ダイビング前にレンズとハウジングの内側外側をしっかりチェック・清掃しましょう。
■ セブンエースのアドバイス
初心者の方は、まずは近づいて撮ることを意識してください。
また、ゆっくり落ち着いてピントを合わせる練習も大切です。
当店のファンダイブや講習では、水中撮影の基礎もサポートしています。
お気軽にご相談くださいね!
✅ まとめ
- 水中の光学特性や環境の違いでピント合わせは難しい
- 近づいて撮る、AFエリアを絞る、光を使うのがポイント
- マニュアルフォーカスや清掃も効果的
- 落ち着いてゆっくり撮る練習をしよう
快適に水中写真を楽しみ、思い出をキレイに残しましょう!
他にも撮影に関するお悩みがあればいつでもご相談ください。
ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)
〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102