魚の名前を覚えよう |

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魚の名前を覚えよう第47弾「サギフエ」

魚の名前を覚えよう第47弾は「サギフエ」をご紹介します。

サギフエは、トゲウオ目サギフエ科に属する海水魚です。

生息地は、琉球列島をのぞく本州中部以南やインド・西太平洋域などです。

温帯地域に広く分布しているので日本でも多く見られます。

生息場所は、砂や岩の海岸沿いの水深25ｍ～600mの領域にいて、明るいうちは深場にいて

夜になると浅場まで上がってくることが多いです。

そして、珍しいのが写真で見てもわかる通り、さかさまになって泳ぐんです。

この映像は見たことある方も多いのではないでしょうか。

砂地の中のエサを食べるのにこの恰好が適しているのかもしれませんね。

ただし、長距離を移動するために泳ぐときは、他の魚同様横向きに泳ぎます。

サギフエの特徴としては、その薄く扁平な体と細長い口ですよね。

口はこんな形をしているせいか、歯がありません。

これから寒くなって来ると伊豆でも目撃情報が増えてきます。

水族館や写真では見たことあるけど、実際に間近で見てみたいなという方、

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海の中のなんじゃこりゃ　その10

本当にお久しぶりになってしまった海の中のなんじゃこりゃです。

今回は、こんな魚を紹介します。

　（出典：WEB魚図鑑）

なんだかトゲトゲしている魚ですが、「ニシキフウライウオ」といいます。

このニシキフウライウオは、トゲウオ目カミソリウオ科に属する海水魚です。

以前にこの海の中のなんじゃこりゃのその8で紹介した「カミソリウオ」の仲間です。

元々はカミソリウオの変異したものと考えられていたのですが、１９９４年にカミソリウオとは別種のものであるとされました。

気になる方はこちらもぜひ見てくださいね(*^^*)（https://sevenace.net/?p=5202）。

生息海域は、房総半島以南のインド・西太平洋域です。

水深12～35mの岩礁・サンゴ礁域に生息するウミシダ類やトサカ類付近で見ることが多いです。

ウミシダ類やトサカ類に紛れて擬態しながら天敵に見つからないようにしていると考えられています。

　（出典：Wikipedia）

こんな感じでうまく隠れていますよね(*^^*)。

体やヒレに縞模様があり、体中小さなトゲで覆われています。

もう少し白っぽいものや黒い個体も見ることがあります。

いかがでしたか？本当に不思議な形をした魚ですよね。

そんなに深場でなくても発見できる魚なので、ダイビング中にも発見できる魚です。

本物を近くで見たい！！という方、リクエストをお待ちしています！！

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魚の名前を覚えよう第46弾「ガラスハゼ」

魚の名前を覚えよう、第46弾は「ガラスハゼ」をご紹介します。

　（出典：WEB魚図鑑）

このガラスハゼは、スズキ目ハゼ科に属する海水魚です。

その名前の通りハゼの仲間です。

生息地域は、相模湾よりも南、伊豆諸島、小笠原諸島など、インド・太平洋に生息しています。

生息水域は、かなり広く、サンゴ礁域やドロップオフに棲んでいて、ムチカラマツ類についていることが多いです。

それもペアでいることが多いんです。

上の写真でもついているものがムチカラマツです

ムチカラマツはこちらでも書いているのでそちらもぜひ見てください。

写真では大きさがわかりづらいのですが、体長は3cmほどとかなり小さい魚なんです。

体は名前の通りガラスのように透き通っていて、側面には赤色の横帯が6本入っています。

このガラスハゼ、小さいこともありますがとっても見つけづらいんです。

赤い色だし、見つけやすいのでは？と思うかと思います。

が、こちらをご覧ください。

　（出典：WEB魚図鑑）

どうです、見えづらいでしょう！！見事にムチカラマツと同化していますよね。

こんな可愛らしいガラスハゼ、伊豆でも見られるんです。

とーっても大変ですが一緒に探してみませんか？

自分で発見できるとかなりうれしいですよ。リクエストをお待ちしています！！

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魚の名前を覚えよう第45弾「クダゴンベ」

魚の名前を覚えよう、第45弾は「クダゴンベ」をご紹介します。

　（出典：Wikipedia）

このクダゴンベは、スズキ目ゴンベ科に属する海水魚です。

生息地域は、相模湾より南、インド・太平洋域、カリフォルニアなどの暖かい海に生息しています。

水深１０～数１０ｍの岩礁やサンゴ礁域、ヤギ類の群体の間の深い海に生息しています。

写真のように細長い形をしていて、口は長細く尖った形をしています。

この細長い口が管のような形のゴンベ科の魚なので「クダゴンベ」という名前なんです。

確かに以前ご紹介した「オキゴンベ」と近い種類の魚ですが、それよりも口が細長いですよね。

　（出典：WEB魚図鑑）

近い種類なんですが、こう見ると意外と違いますね(・_・;)

体には赤い縦と横の線かはっきり入っています。

海の中の、さらに深いところではこの色は目立ってしまい危ないのではないかと心配してしまいます。

しかし、サンゴやヤギ類にうまくカモフラージュしてちゃんと身を守っているんです。

　（出典：WEB魚図鑑）

ね、目立たないでしょ(*´ω｀*)

深いところにいる魚なのでいつでも会えるわけではありませんが、

会いに行ってみたいという方、リクエストをお待ちしています！

あっ、オープンウォーターしか持っていないから深く潜れない(>_<)！という方も、

いつでもアドヴァンスドオープンウォーターの講習をお受けしますので、こちらもお待ちしています！！

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魚の名前を覚えよう第44弾「シイラ」

魚の名前を覚えよう、第44弾は「シイラ」という魚をご紹介します。

名前は一度くらいは聞いたことがある方が多いかと思います。

　（出典：Wikipedia）

こんな魚なんです。

シイラは、スズキ目・シイラ科に分類される海水魚です。

成魚は最大で体長が2m、体重は40kg近くに達する魚なんですよ。

体は強く側扁していて、体高が高く体は小さなうろこでおおわれています。

また、シイラと言えば頭でっかちな形を想像しますが、頭が大きくなるのはオスだけなんです。

シイラ

メスは丸みを帯びた頭をしているんです。

シイラ

なんだか全然違う魚の様にも見えますよね。

このシイラ、全世界の熱帯・温帯海域に広く分布していて、日本では沖縄くらいしか見られないかと思いますが、

伊豆でも出会えますし、暖流に乗って北海道まで行くこともあるんです！

シイラは、漢字で書くと鱪または鱰〈魚偏に暑または署〉なので暑さには強いんです！

海が温かくなってきたこの時期に、伊豆でシイラを探してみませんか？

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魚の名前を覚えよう第43弾「ダイナンウミヘビ」

魚の名前を覚えよう第43弾は「ダイナンウミヘビ」をご紹介したいと思います。

にょろにょろ系が嫌いな方はごめんなさい。どんな魚かというと、こんな魚です。

　（出展：WEB魚図鑑）

この「ダイナンウミヘビ」、ウミヘビという名前が付いていますが、ウナギ目ウミヘビ科に属していて、

ヘビの仲間では無く、ウナギの仲間なんです。

その証拠に、鱗が無いんですね。

また、ウナギの仲間なのですが、他のウナギのように尾の部分にひれが無いんです。

　（出展：Wikipedia)

ウナギは上の写真のように尾にヒレがあるので、太さがそんなに変わらなく見えます。

これに対しダイナンウミヘビは尾にヒレが無いのでヘビの様に尾が細くなっています。

また、ダイナンウミヘビは顔が非常に細長く、かなり目つきが悪く、鋭い歯を持っています。

顔だけ見ると相当怖いですよ(>_<)。

ダイナンウミヘビ　（出展：WEB魚図鑑）

でも、昼間は砂の中に身体を埋め、頭だけ砂から出して様子をうかがっています。

その姿はかなり可愛らしく見えます。

このダイナンウミヘビ、日本近海には多く生息しています。

伊豆の海でもよく見る事が出来る魚です。

ぜひ潜って砂の中から顔を出している姿を一緒に見てみませんか？

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魚の名前を覚えよう第42弾「ジンベエザメ」

魚の名前を覚えよう、第42弾は「ジンベエザメ」をご紹介します。

名前を知らない人はほとんどいないとは思いますが、思わぬ生態や知らなかった事があるかも？

ということで、こちらでご紹介したいと思います。

　（出典：Wikipedia）

ジンベエザメは、テンジクザメ目ジンベエザメ科に唯一属する海水魚です。

世界中の熱帯・亜熱帯・温帯その表層海域に生息し、回遊していますが、

まれに環礁や湾内にも入り込んでしまうことがあります。

なので、日本近海でも沖縄だけでなく伊豆などでも目撃情報はあるんですよ(*^^*)。

そして、ジンベエザメはサメの中だけでなく、すべての生物の中で最大の生物です。

今までに記録された中で一番大きなサイズは、体長約13.7ｍだそうですよ。

餌はご存知の通りプランクトンを主食とし、その大きな口を開け回遊しながら捕食しています。

体色は、腹部は白く、それ以外は全体的に濃い灰青色でその中に淡黄色の斑点がついています。

ジンベエザメという和名は、その体にある模様が着物の甚兵衛（じんべえ）に似ていることから

名づけられたとされています。

ただし、英語名やドイツ語名などほかの国では「whale shark」と”鯨鮫”を意味する名前となるところが多いようです。

クジラよりも大きなジンベエ”ザメ”ですから、このように名付けられているのでしょうね。

いかがでしょうか。あまり新しい情報はなかったかもしれませんが、改めてその大きさや由来について

調べてみました。

これから夏に向けて水温が上がると日本近海でも見られるかも！？

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深海魚　第10弾！　「ミズウオ」

ブログにも書きましたが、ダイビング中に深海魚「ミズウオ」を見ることが出来たので、今回は改めて

ミズウオをご紹介したいと思います。

ミズウオは、ヒメ目ミズウオ科に属する海水魚です。

深海魚とご紹介している通り、基本的には水深900～1,500mの深海で生息している魚です。

ただし、海流に乗って浅場に来ることもあり、その際に目撃されることもままあります。

生息水域はとても広く、北海道以南を含む北太平洋から、インド洋・大西洋・地中海にかけて

生息しているとみられています。

深海魚の中では大型の部類で、体長は、1.5～2.5m程に成長します。

体は細長くて、体には鱗がありません。また背びれがとても大きく、体の3分の2ほどの大きさがあります。

目はとても大きく、口は細長くて鋭い牙を持っています。

その体には水分と脂肪分が多量に含まれているため、煮たり焼いたりすると水分が抜けて肉が縮み、

溶けてしまうかのようになってしまいます。

その様子が由来となり「ミズウオ」と名付けられています。

普段深海魚の記事を書く時にはなかなか情報がなく苦労するのですが、今回のミズウオは

意外と情報がありました(￣▽￣)。それだけ水揚げされたり目撃情報があるということでしょうか。

ドライスーツの時期の海水温が上がりきらないときなら、またミズウオを見られるかもしれません！！

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魚の名前を覚えよう第41弾「マンボウ」

魚の名前を覚えよう、第41弾は「マンボウ」で行きたいと思います。

なぜマンボウ？、今マンボウ？と思われると思います。

この時期は西伊豆の大瀬崎でも見られる魚だからです＼(^o^)／！！

なので、改めてマンボウをご紹介します。

マンボウは、フグ目マンボウ科の海水魚です。

大きな個体では、体長は3ｍ、体重は2トン以上にもなります。

海の中では海面～深海800ｍ程までを泳いでいることから深海魚に分類されます。

体の形は楕円形で、尾びれと腹びれは持たず、長く発達した背びれと尻びれを持ちます。

いや、尾びれはあるでしょ！？と思うと思いますが、尾びれに見えるものは背びれと尻びれが変化したもので

舵びれあるいは橋尾と呼ばれています。

マンボウのメスが一度に産む卵の数は3億個に達するともいわれ、最も多く卵を産む脊椎動物とされています。

ただし、このうち生き残れるのは本当にごくわずかです。

子どもの時はこんなにトゲトゲに覆われているんですよ。

マンボウと言えば、ちょっとしたことで死んでしまうという弱い魚のように思われている方も多いと思います。

ちょっとした衝撃や傷、ものによっては深く潜りすぎて寒くてや、反対に太陽光にあたると死ぬなど、

本当にさまざまに言われています。

でもそのほとんどは間違いのようで、深海でも元気に泳ぎますし、寄生虫をとるためか日光浴のように

水面で体を横たえる姿を見ることもあります。

まだまだ生態が不明な部分があるためこのように弱いと思われているようですが、決してそんなことはないんですよ。

いかがでしょうか。

こんな不思議なマンボウ。実際に海の中で見ることができる機会はほとんどありません！

会えない可能性もありますが、目撃情報が出ているこの時期に一緒に会いに行ってみましょう(^o^)／！！

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