よく映画やドラマで船の舵を操作している時に「おもかじ」とか「とりかじ」って言っていますよね。
でも「おもかじ」「とりかじ」って何だろうって思ったことありますよね。
「おもかじ」は「面舵」と書きます。「とりかじ」は「取舵」です。
その根拠は船針盤(ふなじしゃく)にあります。
船針盤は十二支で方角を表しており、北を子(ねずみ)としています。
そこから数えていくと、右に舵を90度きると正横の西が酉(とり)、
左に舵をきると正横の東が卯(うさぎ) の目盛りとなます。
従って舵柄を左へ動かすことを「卯面舵(うむかじ)」、
右へ動かすことを「酉ノ舵(とり のかじ)」と呼んだんですね。
卯面舵が変化して面舵すなわち「おもかじ」となり、
酉ノ舵が酉舵すなわち「とりかじ」 になったそうです。
分かりやすく言うと船首が右に向くように操作する事を「おもかじ」、
左に向くように操作する事を「とりかじ」と表現するんですね。
今度ボートダイビングをする機会があったら、
「おもーかーじ!」とか叫んでみて下さいね(^^♪
そんな遊びをしているだけでも船酔い防止になるかもしれませんよ\(^o^)/
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