先日、徳島県阿南市のダイビングショップで空気タンクが爆発し、

エアの充填を行っていたお客様の男性が意識不明の重体になる事故がありました。

しかしこの事故には不可解な件がいくつかありました。

まず１つ目は何故お客様がタンクの充填をおこなっていたのか？

基本的にお客様が自らタンクのエアを充填する事はあり得ないですよね。

そして２つ目は、万が一お客様自らが充填していたとして、

その方は高圧ガス保安法に基づく資格をきちんと保有していたのか？

そして３つ目は使用しているタンクに問題は無かったのか？

以上３つの点が不可解な点として挙げられますね。

お客様が自ら充填するエアステーション、信頼を置けるはずもありません。

ＯＷのテキストに書いてありましたよね。

「信頼のおけるエアステーションで充填したエア以外は使用してはいけない」と。

それが無資格の常連さんに任せていたなんていう事になれば以ての外ですよね。

そんなエアステーションはおそらくタンクの耐圧検査や視認検査も疎かにしていたんでしょうね。

憶測でこう言ってしまうのは良く無い事だとは思いますが、

そう言われても仕方の無い事をしていると私は考えます。

警察の発表だとそのお客様が資格を持っていたかどうか確認中という事ですが、

エアステーション側で把握していなかったという事なんでしょうね。

残念で仕方ありません。

このような事故が再発しないようにすべてのエアステーション、サービス、ダイビングショップは

もう一度安全について再確認、再検討をすべきだと考えます。

当店でももう一度安全について再確認したいと思います。

レンタル器材の不具合はないか確認する、お客様の当日の健康状態をしっかりと把握する、

お客様の限界深度の設定を徹底する、ダイブコンピューターを適切に使いこなす、

などなど出来る事はたくさんあります。

ここに挙げたのはごく一部の事例ですので、

皆さんもご自分の身を守る為に考えてみてはいかがでしょうか？

 

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