初心者がやりがちなNG行動まとめ【ダイビングの安全対策】

ダイビングを始めたばかりの頃は、海の美しさに夢中になってつい基本を忘れてしまうことがあります。
しかし、小さなミスがトラブルや事故につながることも…。

今回は「初心者がやりがちなNG行動」をまとめ、なぜ危険なのか、どうすれば防げるのかを解説します。これからライセンス講習やファンダイビングに挑戦する方はぜひチェックしてください!


1. 呼吸を止めてしまう

水中で息を止めるのはNG。肺に空気をためたまま浮上すると肺の圧力障害につながります。
常にゆっくり吐きながら呼吸することが大切です。


2. 浮力調整をしないまま泳ぐ

初心者は浮力コントロールが苦手で、フィンキックだけで水深を維持しがち。
これではすぐに疲れてしまい、体力を消耗します。
BCDと呼吸でこまめに調整し、リラックスした姿勢で泳ぎましょう。


3. 深追いしすぎる(生物や写真撮影)

カメラに夢中になったり、魚を追いかけすぎたりすると、いつの間にか深場に移動してしまうことがあります。
深度計やコンピュータを定期的に確認し、自分の位置を意識しましょう。


4. バディから離れてしまう

「ちょっと見てくる!」と勝手に泳いで行ってしまうのは大きなNG行動。トラブル時に助けてもらえなくなります。
常にバディの位置を確認し、手の届く範囲を保ちましょう。


5. 残圧管理を忘れる

楽しくて夢中になると、残圧計のチェックを怠りがち。エア切れは命に関わります。
目安は10分に1回チェック(深度が深ければもっと頻繁に)

残圧50bar位は残してエキジットする余裕を持ちましょう。


6. エントリー・エキジット・潜降・浮上を焦る

慌てて器材を付けたまま歩いたり、無理な姿勢でエントリーすると転倒やケガにつながります。
焦らずゆっくり行動し、インストラクターの指示に従うことが大切です。

潜降前にはしっかりと呼吸を整えてから潜降する事が大事。

周囲に遠慮して呼吸が乱れたまま潜降を始める必要はありません。

初心者ダイバーにベテランダイバーは優しいんですよ!

ちゃんと「もう少し待ってください」と声をかければ待ってくれます。


まとめ

初心者がやりがちなNG行動は、意識していれば簡単に防げるものばかりです。
「呼吸・浮力・残圧・バディ確認」この4つを常に意識するだけでも、安全度は大きくアップします。

セブンエースでは、どんなに浅いダイビングでも必ず5mで3分間の安全停止を実施しています。安全を第一に、安心して海を楽しみましょう!

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