こんにちは!ダイビングショップ「セブンエース」です。
紫外線が強くなってくるこの季節、日焼け止めはダイビングの必需品。
でも、「SPF50」や「PA+++」など、日焼け止めのパッケージに書かれている言葉、正直よくわからない…という方も多いのではないでしょうか?
今回は、日焼け止めの表記の意味と、ダイビングに適した日焼け止めの選び方についてわかりやすくご紹介します!
■ SPFってなに?
SPF(Sun Protection Factor)は、「UVB(紫外線B波)」を防ぐ力を表す数値です。
UVBは肌を赤く炎症させ、日焼けの原因になる紫外線です。
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SPF1 = 約20分間、UVBを防ぐ
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SPF30 → 約10時間の効果(30×20分)
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SPF50 → 約16時間の効果(50×20分)
ただしこれは理論値なので、汗や水で流れてしまうと効果は落ちます。
ダイビングや海遊びには「SPF30〜50」が目安です。
■ PAってなに?
PA(Protection Grade of UVA)は、「UVA(紫外線A波)」を防ぐ力を表します。
UVAは肌の奥まで届き、シワやたるみなどの「光老化」の原因に。
PAは「+」の数で表され、数が多いほど防御力が高くなります。
表記 | 効果の目安 |
---|---|
PA+ | UVA防御効果がある |
PA++ | 日常生活向け |
PA+++ | 屋外活動向け(おすすめ) |
PA++++ | 強力なUVA防御(海向き!) |
海やボートで過ごすダイバーには「PA+++以上」がおすすめです。
■ ダイビングで使うなら「ウォータープルーフ」+「リーフセーフ」
水中に入るダイバーは、汗や海水に強いタイプ(ウォータープルーフ/ウォーターレジスタント)を選びましょう。
また、サンゴ礁や海洋環境を守るために、近年注目されているのが「リーフセーフ(サンゴにやさしい)」の日焼け止め。
避けたい成分の例:
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オキシベンゾン(Oxybenzone)
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オクチノキサート(Octinoxate)(これらの成分については後日に別のブログで解説します)
セブンエースでは、環境に配慮したリーフセーフ日焼け止めを推奨しています。
■ 効果的な使い方のポイント
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潜る20〜30分前にしっかり塗っておく
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顔・耳・うなじ・手の甲は忘れずに!
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ダイビングの合間の休憩中にもこまめに塗り直すと効果的
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タオルでゴシゴシ拭くと落ちるので注意
■ セブンエースからのひとこと
海と肌を守る日焼け止め選び、意外と奥が深いですよね。
「強ければいい」というわけではなく、自分の肌と環境に合ったものを選ぶことが大切です。
紫外線に負けず、楽しく、安全にダイビングを!
ご相談などはお気軽にどうぞ!
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