イカ・タコなどの軟体動物や、エビ・カニなどの節足動物の血の色って見たことがありますか?
釣りをする人は釣ってすぐの状態で見たことがあるかもしれませんが、多くの方は覚えが
ないのではないでしょうか?
私たちと同じ赤でしょ、と思ってしまいそうですが、実は”青い”んです(@_@)
どうして私たちと血の色が違うのでしょうか?
私たちの血液中には「ヘモグロビン」が含まれており、このヘモグロビンに含まれる「鉄」が酸素と
結合して体中に酸素を運んでくれます。
これは理科の授業で習った覚えがありますよね。
実は、この「ヘモグロビン」が軟体動物や節足動物の血液の中には存在しないのです!!
そのかわりに「ヘモシアニン」という成分が含まれています。
この「ヘモシアニン」は鉄ではなく「銅」を含んでいます。この「銅」が酸素と
結合して体中に酸素を運ぶのです。
この銅は酸化すると青い色になるため、軟体動物や節足動物の血液は青いのです。
ただし、このヘモシアニン、酸素と結合しないと色がなく、無色透明なんです。
そのため、私たちがお店なので見る状態では青い色の血を見ることが出来ないんですね。
あまり気にしていなかったイカ・タコなどの血液にはこんな秘密があったんですね。
お店で見ても疑問に思ってもいませんでした(^_^;)
ちょうどイカの産卵するシーズン、間近でイカの血液が見えるか見に行ってみませんか?
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