ブログ

サイト管理人トミーのブログです。

ブログ一覧

ダイビング器材、ちゃんと整備してる?オーバーホールについてセブンエースが解説!

「器材のオーバーホール」ってなに?

ダイビング器材は、水中という過酷な環境で私たちの命を守ってくれる大切な相棒。
特にレギュレーターやBCD、オクトパスなどは、定期的なオーバーホール(分解整備)が必要です。

オーバーホールとは、器材を分解・洗浄し、消耗部品を交換・再調整する作業のこと。
車でいう車検のようなもので、安全に潜るためのメンテナンスです。


なぜ必要?オーバーホールの目的と重要性

  1. 安全の確保
     海水・砂・塩分による内部の劣化や詰まりは、エア漏れや誤作動の原因になります。
     不調のまま潜ると、命に関わる事故に繋がるリスクも。

  2. 器材の寿命を延ばす
     定期的な整備をすることで、本来の性能を長く保ち、買い替え頻度も減らせます。

  3. メーカー保証の維持
     多くのメーカーは1年または100ダイブごとのオーバーホールを推奨しており、定期整備が保証条件になっていることもあります。


どれくらいの頻度で必要?

  • 年に1回(または100ダイブに1回)が目安
     ※使用頻度や保管環境によっても変わります

  • 長期間使用していなかった器材も、使用前には必ず点検とオーバーホールを

👉 セブンエースでは、使用状況に応じたベストなタイミングをアドバイスいたします。


オーバーホールの対象器材は?

器材名 内容
レギュレーター(1st・2nd) 呼吸装置。最も重要なパーツのため、必ず整備対象!
オクトパス 予備の呼吸装置。万が一のために整備は必須
BCD(浮力調整装置) 各バルブ・インフレーターの動作確認と内部洗浄
ゲージ 圧力表示に異常がないか、ホースの劣化確認など
ドライスーツのバルブ 水漏れ・バルブの動作確認

まとめ:器材は命を預けるもの。信頼して使える状態をキープしよう

  • 「前より吸う時の抵抗が重い気がする…」

  • 「BCDの排気がちょっと遅いかも?」

  • 「ホースにヒビが…」

そんな小さな違和感が、大きなトラブルの前兆かもしれません。

セブンエースでは、お客様の器材を一つ一つ丁寧に点検・整備し、安全にダイビングを楽しんでいただけるようサポートしています。


🌊 安心のダイビングは、器材から。

あなたの“命綱”である大事なダイビング器材を、最高のコンディションに整えておきましょう!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)

https://sevenace.net/

mail@sevenace.net

〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102

【安全情報】ダイビング中に雷が鳴ったらどうする?落雷のリスクと対処法をセブンエースが解説!

こんにちは!
セブンエースのブログをご覧いただきありがとうございます。

ダイビングで意外と見落とされがちなのが「雷(かみなり)」による危険です。
特に午後は天候が変わりやすく、急な雷雨に見舞われることも。

今回は、ダイビングと落雷の関係や、雷が鳴ったときの安全対策についてお話します。


◆ 水中にいれば雷は安全?答えは「NO」

よくある誤解に「水中にいれば雷は関係ない」というものがありますが、これは 間違いです。

たしかに、雷は主に水面に落ちます。しかし、

  • 落雷の電流は水中にも広がる

  • 特に水面近くのダイバーやシュノーケラーは感電の危険性がある

という事実があります。

雷は直撃しなくても、感電やショックで意識を失う可能性もあり、非常に危険です。


◆ ダイビング中に雷が発生したときのリスク

  • 水面での浮上中・移動中に感電のリスク

  • 水面休息中やエキジット時に直撃の可能性

  • ボート上では、金属や高所が雷を誘引しやすい

特にボートダイビングでは要注意。空が暗くなったら、雷雲が近づいているサインです。


◆ 雷を避けるためのポイント

✅ 潜る前の天気予報チェック

  • 午後は雷が発生しやすいため、早めのスケジューリングが基本

  • 積乱雲や雷注意報が出ていたら、無理な出航は避ける

✅ 雷鳴が聞こえたら即浮上・退避を検討

  • 水中で雷鳴が聞こえたら、雷雲が近くにある証拠

  • 安全が確保できる範囲で速やかに浮上し、ボートや陸に戻る判断を

✅ ボート上でも注意を

  • 雷が近づいた場合は、なるべく金属から離れ、低い姿勢を保つ

  • マストやタンクなどの高い金属部は雷を引き寄せやすい


◆ セブンエースの対応

セブンエースでは、ツアー当日の朝に最新の気象データを確認し、安全を最優先にスケジュールを調整しています。
万が一、雷のリスクが高いと判断した場合は、ポイント変更や中止のご相談をさせていただくこともあります

ご理解とご協力をお願いいたします。


◆ まとめ:雷を甘く見ないで!

  • 雷は水中でも危険がある

  • 雷鳴が聞こえたら早めの判断と行動を!

  • 天候の変化を常に意識することが、安全なダイビングの第一歩です


海は美しいですが、自然の力はときに予想を超えるもの。
安全を守る知識と意識を持って、安心してダイビングを楽しみましょう!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)

https://sevenace.net/

mail@sevenace.net

〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102

【サンゴにやさしい日焼け止めとは?】オキシベンゾン&オクチノキサートの影響についてセブンエースが解説

こんにちは、ダイビングショップ「セブンエース」です!

最近よく耳にするようになった「リーフセーフ(日焼け止めの環境配慮)」という言葉。
その中でも特に注目されているのが、「オキシベンゾン」や「オクチノキサート」など一部の紫外線吸収剤を含まないことです。

今回は、これらの成分がなぜサンゴ礁に影響を与えるのか、ダイバーとして知っておきたい情報をお伝えします。


■ オキシベンゾン(Oxybenzone)とは?

オキシベンゾンは、紫外線B波(UVB)とA波(UVA)の両方をカットできる紫外線吸収剤で、多くの化粧品や日焼け止めに使用されてきました。

しかし、近年の研究で海洋環境への深刻な影響が明らかになってきました。

オキシベンゾンの主な影響:

  • サンゴの白化現象を促進

  • サンゴのDNA損傷や奇形

  • 成長中のサンゴ幼生の発育を妨げる

  • 微量(1滴に満たない量でも)で数千リットルの海水に影響

オキシベンゾンは水に溶けやすく、人体から排出されやすいため、海に入るとすぐに水中に拡散してしまいます。


■ オクチノキサート(Octinoxate)とは?

オクチノキサート(別名:メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)は、紫外線B波(UVB)を防ぐために使われる紫外線吸収剤です。

こちらもオキシベンゾン同様に、サンゴ礁や海洋生物への影響が報告されています。

オクチノキサートの影響:

  • サンゴの成長阻害白化

  • 海水中で分解されにくく、長期間残留する

  • 海洋生物のホルモンバランスに悪影響


■ 世界的な規制の動き

  • ハワイ州:2018年に「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」配合の日焼け止めを販売禁止

  • パラオ共和国:2020年からさらに厳しい「10成分の禁止リスト」を制定し、リーフセーフ義務化

  • タイの国立公園や一部のビーチ:これら成分を含む日焼け止めの使用自体が禁止

つまり、知らずに持ち込んだ日焼け止めが、現地で使えないこともあるということです。


■ ダイバーが選ぶべき日焼け止めのポイント

ダイビングを楽しむ私たちが、サンゴ礁を守るためにできる小さな行動として、以下のような日焼け止めを選びましょう:

「リーフセーフ」または「Reef-Friendly」と表記があるもの
✅ 成分表示に「オキシベンゾン」「オクチノキサート」が含まれていない
✅ 紫外線散乱剤(酸化チタンや酸化亜鉛)を使用したノンケミカルタイプ
ウォータープルーフで落ちにくい → 水中でも効果が持続


■ セブンエースおすすめ&サポート

セブンエースでは、環境にやさしい日焼け止めの選び方や、販売商品についてのご相談も受け付けています。
サンゴを守りながら、安心してダイビングを楽しめるように、環境にやさしい製品を一緒に選んでいきましょう!


■ まとめ

成分名 問題点
オキシベンゾン サンゴのDNA損傷、白化、成長阻害
オクチノキサート サンゴの発育阻害、海洋ホルモン汚染、残留性高い

サンゴ礁は、海の生態系を支える大切な存在です。
日焼け止めひとつからでも、海を守る選択ができます。

出来る事から始める環境保護活動、今こそ始めてみましょう!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)

https://sevenace.net/

mail@sevenace.net

〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102

【SPF?PA?】日焼け止めの表記ってどう見るの?ダイバー向けにセブンエースが解説!

こんにちは!ダイビングショップ「セブンエース」です。

紫外線が強くなってくるこの季節、日焼け止めはダイビングの必需品。
でも、「SPF50」や「PA+++」など、日焼け止めのパッケージに書かれている言葉、正直よくわからない…という方も多いのではないでしょうか?

今回は、日焼け止めの表記の意味と、ダイビングに適した日焼け止めの選び方についてわかりやすくご紹介します!


■ SPFってなに?

SPF(Sun Protection Factor)は、「UVB(紫外線B波)」を防ぐ力を表す数値です。
UVBは肌を赤く炎症させ、日焼けの原因になる紫外線です。

  • SPF1 = 約20分間、UVBを防ぐ

  • SPF30 → 約10時間の効果(30×20分)

  • SPF50 → 約16時間の効果(50×20分)

ただしこれは理論値なので、汗や水で流れてしまうと効果は落ちます。
ダイビングや海遊びには「SPF30〜50」が目安です。


■ PAってなに?

PA(Protection Grade of UVA)は、「UVA(紫外線A波)」を防ぐ力を表します。
UVAは肌の奥まで届き、シワやたるみなどの「光老化」の原因に。

PAは「+」の数で表され、数が多いほど防御力が高くなります。

表記 効果の目安
PA+ UVA防御効果がある
PA++ 日常生活向け
PA+++ 屋外活動向け(おすすめ)
PA++++ 強力なUVA防御(海向き!)

海やボートで過ごすダイバーには「PA+++以上」がおすすめです。


■ ダイビングで使うなら「ウォータープルーフ」+「リーフセーフ」

水中に入るダイバーは、汗や海水に強いタイプ(ウォータープルーフ/ウォーターレジスタント)を選びましょう。

また、サンゴ礁や海洋環境を守るために、近年注目されているのが「リーフセーフ(サンゴにやさしい)」の日焼け止め。

避けたい成分の例:

  • オキシベンゾン(Oxybenzone)

  • オクチノキサート(Octinoxate)(これらの成分については後日に別のブログで解説します)

セブンエースでは、環境に配慮したリーフセーフ日焼け止めを推奨しています。


■ 効果的な使い方のポイント

  • 潜る20〜30分前にしっかり塗っておく

  • 顔・耳・うなじ・手の甲は忘れずに!

  • ダイビングの合間の休憩中にもこまめに塗り直すと効果的

  • タオルでゴシゴシ拭くと落ちるので注意


■ セブンエースからのひとこと

海と肌を守る日焼け止め選び、意外と奥が深いですよね。
「強ければいい」というわけではなく、自分の肌と環境に合ったものを選ぶことが大切です。


紫外線に負けず、楽しく、安全にダイビングを!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)

https://sevenace.net/

mail@sevenace.net

〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102

🌊【2025年 海の気象とダイビング】黒潮大蛇行・台風・エルニーニョの影響をセブンエースが分かりやすく解説

こんにちは!セブンエースです。
今年の海況がどうなるのか、気になっているダイバーさんも多いのではないでしょうか?

今回は、2025年春現在の「黒潮の流れ」「エルニーニョ/ラニーニャの傾向」「台風の見通し」など、
今シーズンのダイビングに関係する海の気象トピックをまとめてお届けします。


🌀 黒潮大蛇行、ついに終息!

2017年から約7年9ヶ月続いていた「黒潮大蛇行」が、2025年4月にようやく終息しました!
気象庁の発表によると、黒潮の流れが従来のルート(潮岬沖)へと戻りつつあり、
海水温や生態系にも変化が出てくると見られています。

これにより…

  • 沿岸の水温が安定しやすくなる

  • 魚影やプランクトンの分布が変化

  • シーズン全体の予測が立てやすくなる

など、私たちダイバーにとっても嬉しいニュースです。


👙 ウェットスーツへの切り替えは「例年並み」に?

昨年までは黒潮の影響で、6月下旬頃からウェットスーツでも快適という早めの傾向がありましたが、
今年は黒潮が本来の位置に戻ったことで、水温の上昇ペースが少しゆるやかになるかもしれません。

そのため、以前のように「7月中旬頃」がウェットスーツの切り替え時期になりそうです。
もちろん、日照や風の影響もあるので、海況を見ながら無理のない装備選びを!


🌀 台風の進路にも注目!

黒潮大蛇行中は、本州への台風接近がやや抑えられていた年もありました。
しかし、今後は黒潮が東寄りの流路に戻ったことで、台風が日本付近を通過しやすくなる可能性も。

ダイビングでは台風の直接的な接近だけでなく、数日前からのうねりや視界不良などにも注意が必要です。
当店では台風情報もリアルタイムでチェックし、安全最優先のご案内をしています。


🌏 エルニーニョもラニーニャも「平常」状態

2025年5月現在、気象庁の発表ではエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生しておらず、
「平常」の状態が続く見通しです(秋ごろまでの確率は60%)。

これは、以下のようなポジティブな要素につながります:

  • 気温や水温が極端になりにくい

  • 台風や大雨の傾向に大きな偏りが出にくい

  • 海洋生態系も安定しやすい

つまり、ダイビングに適した安定した海況が期待できるシーズンになりそうです!


🧭 まとめ:2025年夏のダイビング、期待大!

項目 傾向
黒潮の流れ 大蛇行が終息、安定へ
ウェット切り替え 7月中旬ごろが目安
台風リスク 本州に近づく可能性も
エルニーニョ傾向 平常状態、極端な気象なし

セブンエースでは、日々の海況チェックを欠かさず、安全で楽しいダイビングをご提供しています。
黒潮の変化に合わせたポイント選び、装備アドバイスもお気軽にご相談ください!


✨今年の夏、安定した海で最高の思い出を作りましょう!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)

https://sevenace.net/

mail@sevenace.net

〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)