サンゴといえば熱帯の暖かい海に生息しているイメージが強いと思いますが、
実は暖かすぎてもサンゴには良くないことが分かっています。
どういう事かというと、サンゴにとって快適な水温は25〜28度であって、
水温30度を超えてしまうと白化してしまうそうです。
人間に例えるならば40度のお風呂には快適に入ることが出来ますが、
45度のお風呂に入ると火傷してしまうのと同じ事ですね。
地球温暖化の影響でサンゴが快適に育つ海がどんどん少なくなってきています。
ダイバーとして何か出来る事は無いのでしょうか?
モチロンありますよ(*^^)v
ダイビング中はしっかりと中性浮力をとって、
サンゴにダメージを与えないようにすることも大事な「出来る事」の一つです。
30度でもダメージを受けるサンゴにとっては人間の体温37度なんて火傷ですよね。
決して触らないように心がけましょうね。
前ばかり気にしていても、背負っているタンクがサンゴに
ぶつかってしまうこともあります。
そうなればサンゴは折れてしまいますよ。骨折ですよ!
これは火傷よりひどいダメージですよね。
自分の器材も含めて周囲にダメージを与えない潜り方をマスターしましょうね。
他にも「出来る事」はたくさんあります。
中性浮力に自信のない方は「PPB(中性浮力)スペシャリティー」を
受講してみるとか、AWAREカードにして財団に寄付するとか
色々なアプローチ方法があると思います。
もっと詳しく学びたい方は「プロジェクトAWAREスペシャリティー」や
「AWARE サンゴ礁の保護 スペシャリティー」を受講してみて下さい。
きっと潜り方や意識の持ち方が変わりますよ(*^^)v
コメントを残す