ダイビングを楽しむには、安全性と快適さを確保するために適切なダイビングスーツを選ぶことが不可欠です。ダイビングスーツは、冷たい水から体温を保護したり、水圧から守るための重要なギアです。今回は、ダイビングスーツの種類とその選び方について詳しくご紹介します。
1. ウェットスーツ(Wet Suit)
ウェットスーツは、最も一般的なダイビングスーツです。ウェットスーツは、ネオプレン素材で作られており、水分をスーツと身体の間に保持することで体温を保つ仕組みです。スーツ内の水が体温で温められ、その熱を保持することで冷えを防ぎます。
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特徴: 薄手で柔軟性があり、快適な動きが可能。水温が比較的高い場所でのダイビングに適しています。
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使用シーン: 水温が20〜30℃の温暖な海域に最適。
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選び方: 水温や潜水時間を考慮して、適切な厚さ(通常は3mm、5mmなど)を選びます。体型に合ったサイズを選ぶことで、より効果的に体温を保持できます。
2. ドライスーツ(Dry Suit)
ドライスーツは、名前の通り水が体に触れないように設計されたスーツです。ネオプレンやゴム素材で作られ、密閉性が高いため、水が入ってこない構造になっています。
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特徴: 寒冷地でのダイビングや長時間のダイビングに最適。スーツ内に空気を入れることで浮力を調整できます。
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使用シーン: 水温が20℃以下の冷たい海域でのダイビングに使用されます。
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選び方: ドライスーツは水温に関わらず体を乾燥した状態に保つため、適切なインナーを着ることが重要です。暖かいインナーを着込むことで、冷たい水でも快適にダイビングできます。
3. セミドライスーツ(Semi-Dry Suit)
セミドライスーツは、ウェットスーツとドライスーツの中間のような存在です。ウェットスーツのように水を少しだけ取り込みますが、ドライスーツのように首や手首を密閉することで水の侵入を最小限に抑えます。
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特徴: 通常のウェットスーツよりも水の侵入が少なく、保温性が高いです。動きやすく、長時間のダイビングでも快適に過ごせます。
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使用シーン: 水温が15〜25℃の冷たい水域に最適です。
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選び方: 水温に合わせた適切な厚さを選び、スーツが体にぴったり合うものを選ぶことが重要です。
4. ラッシュガード(Rash Guard)
ラッシュガードは、主にサーフィンやシュノーケリングの際に着用される薄手のスーツです。紫外線対策や軽い防寒、擦り傷や切り傷の防止を目的としています。
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特徴: 軽量で動きやすく、主に温暖な水域で使用されます。水中での擦れを防ぐための役割もあります。
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使用シーン: 水温が30℃以上の暖かい海域に最適です。
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選び方: 自分の体型に合ったサイズを選び、紫外線対策を重視して選ぶと良いでしょう。
ダイビングスーツの選び方
ダイビングスーツを選ぶ際に考慮すべきポイントは以下の通りです
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水温: ダイビングする場所の水温が最も重要な要素です。冷たい水にはドライスーツやセミドライスーツが適しており、暖かい水域ではウェットスーツやラッシュガードが適しています。
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ダイビングの時間: 長時間のダイビングでは、保温性が高いスーツが必要です。特に深海や寒冷地でのダイビングではドライスーツを選ぶことをおすすめします。
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フィット感: スーツがぴったりと体に合うことが重要です。ゆるすぎると水温が保持されにくく、逆にきつすぎると動きにくくなります。自分の体型に合ったサイズを選びましょう。
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快適性: ダイビング中に快適に過ごせるかどうかも重要なポイントです。柔軟性が高く、動きやすい素材のスーツを選ぶことで、ダイビングをより楽しめます。
結論
ダイビングスーツは、ダイバーの安全と快適さを確保するために非常に重要なギアです。水温やダイビングの条件に応じて、適切なスーツを選ぶことで、より快適で安全なダイビングを楽しむことができます。自分の体型や目的に合ったスーツを選び、素晴らしいダイビング体験を手に入れましょう!
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