ダイビングで最も大切なルールのひとつが**「バディと一緒に行動すること」**です。
しかし、中にはバディから離れてしまいがちなダイバーもいます。距離が離れると、トラブル時に対応が遅れたり、安全性が低下する原因になります。
今回は、バディとの距離が離れやすい人の特徴と、改善ポイントを紹介します。
1. 浮力コントロールが安定していない
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水中で上下にふらふら動いてしまう
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急浮上や急下降を繰り返す
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バディに合わせて移動できない
浮力が安定していないと、自然とバディから距離が空いてしまいます。
改善ポイント:中性浮力の練習を繰り返し、バディと同じ水深を保つことを意識しましょう。
2. キックのスピードや頻度が合わない
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バディより早く進んでしまう
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バディに合わせて止まる・進むが難しい
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疲れやすくなり距離が広がる
改善ポイント:バディのペースに合わせ、必要以上に進まないことを意識します。
キックは小さく、効率的に。疲れすぎず長く潜れるコツです。
3. 注意が水中の景色や魚ばかり向いている
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景色や生物に夢中でバディを見失う
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「つい離れてしまった」というケースが多い
改善ポイント:目視でバディの位置を確認しながら、周囲の景色を楽しむようにします。
水中でも定期的に「バディ確認」を習慣にすると安心です。
4. コミュニケーション不足
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サインや合図を出さない
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バディに意思を伝えず自分のペースで動く
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バディも「距離が離れていること」に気づきにくい
改善ポイント:出発前に潜降・移動・浮上の合図を確認。
水中でもこまめに「OK」「ついてきて」のサインを出すと距離が縮まります。
5. 心理的に不安や緊張が強い
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緊張してバディから離れようとする
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「自分だけついていけるか?」と焦る
改善ポイント:潜る前の呼吸・メンタル整えを行い、落ち着いて行動する練習をすると距離を保ちやすくなります。
まとめ
バディとの距離が離れやすい人には、浮力・キック・注意・コミュニケーション・メンタルのどれかに原因があります。
意識して改善するだけで、自然とバディと安全に行動できるようになります。
バディとの距離を意識して練習すると、ダイビングはさらに安心で楽しいものになります。
ぜひ一緒に練習しに行きましょう!
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