【ダイビング雑学】水中では音の方向がわかりにくい?その理由と注意点をセブンエースが解説!

こんにちは、ダイビングショップ セブンエースです。

ダイビング中、「何か音がしたけど、どこからか分からなかった…」そんな経験ありませんか?
実はこれ、水中では音の方向がとてもわかりにくいという、人間の聴覚の弱点によるものなんです。

今日はこの不思議な現象について、科学的な理由とダイバーが取るべき対策をやさしく解説します。


🔊 なぜ水中では音の方向がわかりづらくなるの?

その理由は大きく2つあります。

① 水中では「音のスピード」が空気より速いから

  • 空気中の音速:約 340m/秒
  • 水中の音速:約 1500m/秒

なんと、約4.4倍も速く伝わるのです!


💡 なぜ水中だと音が速くなるの?

音とは「振動」であり、物質の中を粒子が連鎖的に振動して伝わる波です。

  • 空気中では粒子の密度が低く、振動の伝達に時間がかかる
  • 一方、水は密度が高く、粒子同士の距離が近いため、振動(音波)がより早く伝わる

つまり、密度が高い=音速が速いという仕組みです。


👂 人間は“左右の耳へのわずかな時間差”で音の方向を判断している

たとえば右側から音がすると…

  • 右耳にほんのわずかに早く、強く音が届く
  • 脳がその「わずかな違い」を解析して、方向を認識する

この仕組みが、音の方向感覚のカギです。


❌ ところが水中では…

音が速すぎるため、左右の耳にほぼ同時に音が届いてしまう

▼その結果…

  • 時間差や音量差がほとんど無くなる
  • 脳が方向を判断できない
    → 音の方向がぼやけて分からなくなる

🔄 さらに音が曲がったり、反射したりする

水中では…

  • 岩や海底で反射
  • 水温の層(サーモクライン)で屈折
  • 空気の泡や浮遊物で減衰・拡散

こうした現象もあり、音の伝わり方は非常に複雑になります。


🧭 ダイビング中の対策と心構え

水中での方向感覚には限界があります。音が聞こえたら…

✅ 視覚で周囲を確認する

→ バディ・魚群・ボートの位置などは「見て」判断

✅ コンパスやダイブコンピューターを活用

→ 現在位置や帰りの方向を「数値」で把握

✅ 泡の向き・量・速さを見る

→ 他のダイバーの動きのヒントになります

✅ 緊急時は「合図」で伝えることを徹底

→ 水中では言葉よりハンドシグナルが命綱


📝 まとめ

項目内容
水中の音速空気中の約4.4倍(約1500m/秒)
音の方向がわからない理由両耳に同時に音が届くため、脳が方向を認識できない
他の影響反射、屈折、拡散によって混乱が増す
対策視覚・計器・バディとの連携を強化

🌊 セブンエースからひとこと

音が聞こえたら、すぐにその方向を見てしまうのが陸上の感覚。
でも水中ではそれがまったく通用しない世界。
だからこそ、目で見る・バディを信頼する・機器を確認するという基本が何よりも大切です。

この不思議で奥深い水中世界を、安全に、もっと楽しく体験していきましょう!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)

mail@sevenace.net

〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102

【ダイビングの疑問】潜っているとトイレが近くなるのはなぜ?

こんにちは!ダイビングショップ セブンエースです。
お客様からよく聞かれる質問のひとつに、こんなものがあります。

「ダイビング中、なぜか毎回トイレが近くなるんですけど…これって普通ですか?」

実はこれ、ほとんどのダイバーが経験している自然な現象なんです!
今回はその理由を、ダイビング初心者の方にもわかりやすくご紹介します。


◆ 原因は「浸漬利尿(しんせきりにょう)」という体の反応

水に浸かると体に起きる生理的な反応のひとつに、**「浸漬利尿」**があります。
簡単に言うと、

水中に入ることで、体が尿をたくさん出そうとする現象

です。


◆ なぜ体は尿を出そうとするの?

ポイントは以下の3つです:

✅ ① 水圧の影響で血液が体の中心に集まる

潜ることで体にかかる圧力が高まり、血液が手足などから中心部(心臓や腎臓周辺)に押し戻されます。

✅ ② 体は「血液が増えた!」と勘違いする

実際には増えていないのに、体は「血液が多すぎる」と誤解します。

✅ ③ 腎臓が働き始める

そこで体はバランスを取ろうとして、尿として水分を排出しようとするのです。

つまり、体は自然に「おしっこを出して調整しよう」としているわけですね。


◆ 特に冷たい水ではさらにトイレが近くなる

水温が低いと、血管が収縮してさらに血液が中心に集まりやすくなります。
その結果、トイレの回数が増えたり、強く感じたりすることがあります。


◆ どうすればいいの?

✅ ダイビング前には水分補給をしすぎないように注意

とはいえ、脱水症状を防ぐためにはある程度の水分は必要です。バランスが大事!

✅ トイレには出港前にしっかり行く

特にボートダイビングでは、出発前のトイレが超重要です!

✅ ウェットスーツ使用時は覚悟も必要!?

正直な話、水中で自然に任せるダイバーもいます。海の中で排尿すること自体は環境的に問題ありませんが、抵抗がある方はご相談ください(笑)


◆ 安心してください、あなたのせいではありません!

潜ってすぐトイレに行きたくなるのは、**病気や異常ではなく、誰にでも起こる「正常な反応」**です。
恥ずかしがる必要はありませんし、私たちインストラクターもみんな経験しています!


◆ まとめ:潜るとトイレが近くなる理由は?

  • 水圧の影響で血液が体の中心に集まる
  • 体が「血液が多すぎる!」と勘違い
  • 尿を出して調整しようとする(=浸漬利尿)

この現象を知っておくだけでも、初めてのダイビングでも安心できますよ。


📍 ダイビングショップ セブンエースでは、初めての方も安心して参加できるよう、事前説明をしっかり行っています!
水温・水圧・体調変化などもわかりやすく解説しますので、何でもご質問ください。

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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【ダイビング豆知識】魚の色は深さで変わるって知ってた?

こんにちは!ダイビングショップ セブンエースです。
今日は、ダイビング中に「魚の色が思っていたのと違う!」と驚いた経験がある方に向けて、水深と色の関係についてわかりやすく解説します。


◆ 魚の色が違って見える理由

水中では、光の性質が空気中と大きく異なります。
実は、太陽光(白色光)は水に入ると波長の短い色から順に吸収されていきます。

吸収される順番吸収される深さの目安
① 赤色約5〜10m
② 橙・黄色橙・黄10〜20m
③ 緑色20〜30m
④ 青色30m以降も比較的残る

つまり、水深10mを超えると「赤」はほとんど見えなくなり、赤い魚は黒やグレーに見えるようになります。


◆ 実際にどう見える?よくある例

🔴 赤い魚(例:ベニカエルアンコウ、オトヒメエビなど)

→ 深場では黒や茶色に見える。

🟠 オレンジ系(例:クマノミ、キンギョハナダイなど)

→ 深く潜ると黄色っぽく変化。

🟡 黄色い魚(例:ヨスジフエダイ、ネンブツダイなど)

→ 20m以上では色が褪せて見える。

🔵 青い魚(例:ソラスズメダイ、ルリスズメダイなど)

→ 比較的そのまま綺麗に見える!


◆ 色が見えるかどうかで水深の目安も分かる!

ガイドやインストラクターの中には、色の見え方で大体の水深を推測できる人もいます。
「赤が見えなくなった=10m以上潜っているな」といった判断が可能です。


◆ 水中ライトやストロボで本来の色が見える

ナイトダイビングや水深のある場所では、ライトを使うと魚の本来の鮮やかな色が浮かび上がります。

📸 水中カメラで綺麗な写真を撮りたい場合は、ライトやストロボは必須!
赤や黄色の魚もバッチリ色鮮やかに写せます。


◆ 体験ダイビングでも「色の変化」は楽しめる!

体験ダイビングの水深(5〜10m)でも赤やオレンジの色が変わる様子が楽しめます。
「さっき見た魚、こんな色だったの!?」と水面での写真と比べて驚かれることも。


◆ まとめ

  • 水中では赤→青の順に色が見えにくくなる
  • 赤は10m程度で黒っぽく見えるようになる
  • 青や紫は深くまで残る
  • 水中ライトで色がよみがえる

ダイビングは、ただ魚を見るだけでなく、「色の変化」まで楽しめるスポーツです。
セブンエースのファンダイビングや講習では、こうした海の不思議も丁寧に解説していますので、ぜひお気軽にご参加ください!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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〒164-0014 東京都中野区南台1-14-5 ハピネス加藤102

初心者でも撮れる!水中写真のコツとポイントをセブンエースが解説!

こんにちは、ダイビングショップ「セブンエース」です!

「ダイビング中に写真を撮ってみたいけど、うまくいかない…」
そんな声をよく聞きます。水中写真はちょっとしたコツを知るだけで、グッとクオリティが上がります!

今回は、コンデジからスマホハウジング、ミラーレス一眼まで幅広く対応できる、「誰でも撮れるようになる水中撮影の基本」をご紹介します。


🎯 まずは基本!水中写真の3つのポイント

1. とにかく動かない!=中性浮力をマスターすること

水中写真で一番大切なのはブレないこと。
でも、陸のように三脚が使えない水中では、自分の体が安定しているかどうかがすべて。

  • ホバリング中に撮影できることが理想

  • 中性浮力が安定すると、カメラ操作にも余裕が出る

  • カメラを持つ手が浮かないように意識しよう

💡 セブンエースでは、中性浮力に自信がない方への撮影サポートも行っています!


2. 被写体との距離は近く!水中は“寄って撮る”が鉄則

水中では水とプランクトンによって光が拡散し、被写体がぼやけがちです。
そこで大事なのが「とにかく寄ること」。

  • 撮影の基本は「なるべく被写体に近づく」

  • ただし、無理に接近しすぎてサンゴや生物を傷つけないよう注意

  • 撮影時は「一歩手前」で止まり、ズームやトリミングで調整するのも手


3. 自然光+ライトの使い分けを覚えよう

水深が深くなるほど、赤系の色が吸収され、青っぽく写ります。
それを補うにはライトやフラッシュ(ストロボ)の使い方がカギ。

  • 浅場(〜5m):太陽光が届くのでライトなしでも鮮やか

  • 中層〜深場:ライトで**色を“戻す”**イメージで照らす

  • 動く生物はライトを強く当てすぎると逃げるので、やさしい照射を意識


🔧 撮影時のテクニック集

テクニック 内容
連写モードを使う 一発勝負より、数枚撮ってベストを残すのが◎
水平・垂直を意識する 斜めにならないだけで写真が安定して見える
目にピントを合わせる 魚などの動物は、目がシャープだと印象アップ
背景にも気を配る ゴチャついた背景はNG!砂地やブルー背景が◎

📷 初めてのおすすめ被写体

「何を撮ればいいか分からない…」という方のために、撮りやすくてキレイに写る被写体をご紹介!

  • オキゴンべ(動きがゆっくり、色が映える)

  • ウミウシ(動かない+撮影練習に最適)

  • アオリイカ(産卵時はホバリングしてくれる)

  • ハゼ系(根気強く粘ればベストショットも)


🧰 セブンエースの水中撮影サポート

「初めてカメラを持って潜る」という方もご安心を!

当店では、以下のようなサポートを行っています:

  • 📘 水中カメラの使い方簡易レクチャー(出発前に)

  • 🤿 撮影しやすいポイントや被写体をご案内

  • 🎞 撮った後のチェック&アドバイスも可能!


📝 まとめ:水中写真は練習あるのみ!

水中写真は「知識+慣れ」でどんどん上達します。
最初から完璧を目指さず、「まずは撮ってみる」「たくさん撮ってみる」ことが一番大切です!

伊豆の豊かな海で、あなただけの一枚を撮ってみませんか?

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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【近年の傾向】台風が同時に発生!?ダイビング計画への影響と安全対策をセブンエースが解説!

こんにちは!ダイビングショップ「セブンエース」です。

ここ数年、日本近海では複数の台風が同時に発生するケースが増えてきました。
1つの台風だけでもダイビングに大きな影響がありますが、2個、3個と同時進行する台風があると、海況の予測がさらに難しくなります。

なんと過去には一度に5個の台風が同時に発生したこともあり、こうした気象の変化は、ダイビングの安全にも大きく関わってきます。

今回は、この「台風の同時発生」がダイビングにどんな影響を与えるのか、またセブンエースとしてどのような対応をしているかをご紹介します。


■ なぜ複数の台風が同時に発生するのか?

海水温が高く、大気の状態が不安定な時期には、短期間に複数の台風が発生しやすくなります。
特に夏から初秋にかけての時期には、太平洋・南シナ海・日本近海などで次々に台風が誕生することもあります。

実際に2020年8月には5個の台風が同時に存在したという記録もあり、これは気象庁でも話題になった珍しい現象です。


■ 台風が同時発生するとどうなる?

● うねりの方向が複雑になる

異なる台風がそれぞれ別方向から波やうねりを送ってくるため、通常より読みにくい海況になります。

● 風向き・気圧配置が急変しやすい

遠くの台風でも、気圧配置に影響を与え、風が急に強まることがあります。前日までは穏やかだったのに、当日荒れる…なんてことも。

● 外洋ポイントが潜れなくなる可能性も

伊豆エリアでは、初島や神子元などの外洋ポイントが特に影響を受けやすいです。一方、湾内の大瀬崎・黄金崎などは風裏になれば比較的安全に潜れることもあります。


■ ダイビングの催行判断はどうしている?

セブンエースでは、以下のような方針で安全を確保しています。

  • 🌦 前日までに台風の進路や海況を総合的に判断して催行可否を決定

  • 🌊 荒れたポイントが予想される場合は風裏・地形に守られたポイントをご提案

  • 📅 天候によるキャンセル・日程変更にも柔軟に対応

  • 🛑 どんなに浅い水深でも全ダイブで「5mで3分間の安全停止」を徹底


■ 台風シーズンのダイビングを安全に楽しむために

  • ✅ ダイビングの予定は日程に余裕を持って立てましょう

  • ✅ こまめに最新の天気図・波予報・風向情報をチェック

  • ショップとの連絡を密に取り、海況情報を共有

  • ✅ キャンセルポリシーを事前に確認しておきましょう


■ 最後に

近年の気象は以前とは異なり、複数台風が同時に存在することが当たり前になりつつあります
そんなときでも焦らず、無理をせず、安全第一で柔軟な対応をすることが、ダイビングを長く楽しむコツです。

セブンエースでは、経験豊富なスタッフが最新情報をもとにその日一番安全に潜れるポイントをご提案します。
少しでも不安があるときは、お気軽にご相談くださいね!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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【意外と知らない?】「台風」の定義とは?ダイバーが知っておきたい基礎知識

こんにちは、ダイビングショップ セブンエースです。

ダイビングツアーを企画していると、「台風が来そうで心配」「熱帯低気圧ってまだ大丈夫なの?」という声をよく耳にします。
でも、実は「台風」の定義をきちんと理解している人は意外と少ないのではないでしょうか?

今回は、台風の基本的な定義や分類、そしてダイビングにどう影響するのかを、わかりやすくまとめました。
これからの台風シーズンに向けて、ぜひチェックしておいてください!


■ 台風とは?どうなったら「台風」なの?

気象庁の定義によると、

台風とは、「熱帯低気圧」のうち、最大風速が17.2m/s(約34ノット)以上になったもの

つまり、ただの低気圧ではなく、一定以上の風速を持つ熱帯低気圧が「台風」と呼ばれるのです。


■ 台風と熱帯低気圧の違い

種類 最大風速 呼び名
熱帯低気圧 17.1m/s 以下 熱帯低気圧(熱低)
台風 17.2m/s 以上 台風

熱帯低気圧でも、海にはうねりが届くことがあります。
見た目が静かでも、水中のコンディションが悪化しているケースもあるため注意が必要です。


■ 台風の強さや大きさにもランクがある!

気象庁では、台風の「強さ」と「大きさ」をそれぞれ分類しています。

【強さ(中心付近の最大風速)】

  • 台風:17.2~24.4m/s

  • 強い台風:24.5~32.6m/s

  • 非常に強い台風:32.7~43.6m/s

  • 猛烈な台風:43.7m/s以上

【大きさ(風速15m/s以上の強風域の半径)】

  • 大型:半径500km以上〜800km未満

  • 超大型:半径800km以上

ニュースなどで「超大型で猛烈な台風」と報道されるときは、非常に広範囲かつ非常に強い風をともなう台風ということになります。


■ 台風がダイビングに与える影響

ダイビングショップ セブンエースでは、東京から伊豆・神奈川などの各地にダイビングツアーを開催しています。
そのため、たとえ現地に台風が接近していなくても、次のような影響が出ることがあります。

  • 🌊 数日前から強いうねりが到達

  • 🌫 透明度の急激な悪化

  • 🛑 ボートの欠航や、現地ショップの営業停止

都市からの移動となる私たちのようなショップでは、交通状況や宿泊施設の影響も含めて総合的な判断が重要になります。


■ セブンエースの対応方針

  • 📅 前日までに台風の進路・影響範囲・海況をもとに催行可否を判断

  • 🔄 ポイント変更・日程変更・中止など柔軟に対応

  • 📩 天候に不安がある場合は、事前に丁寧にご案内します

自然が相手のレジャーだからこそ、安全と安心を最優先にしています。


■ まとめ:台風を正しく理解して、安全なダイビングを

  • 台風とは、最大風速17.2m/s以上の熱帯低気圧

  • 「台風」になるかどうかは風の強さで決まる

  • 台風には「強さ」と「大きさ」の分類がある

  • 熱帯低気圧でも油断は禁物

  • 都市部発のツアーは、早めの判断と柔軟な対応がカギ

台風のシーズンは毎年訪れます。
正しい知識を持つことで、予定変更にも冷静に対応でき、安全で楽しいダイビングライフが送れますよ!


📩 台風接近時のツアー可否については、いつでもお気軽にお問い合わせください

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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初夏の伊豆ダイビングはアオリイカの産卵がアツい!大瀬崎などで命のドラマを目撃しよう!

こんにちは、ダイビングショップ「セブンエース」です!

初夏の伊豆といえば、水温も上がりはじめ、海中の生き物たちが一気に活発になる時期。
中でもこの季節の一番の見どころといえば、アオリイカの産卵シーンです。

今回は、関東からもアクセスしやすい「大瀬崎」「黄金崎」「初島」などで見られるアオリイカの産卵の魅力をたっぷりご紹介します!


🐙 アオリイカの産卵とは?

アオリイカは毎年5月〜7月初旬ごろ、浅場に産卵のため集まってきます。
水中に設置された「産卵床(木の枝や竹など)」に、ペアになったイカたちが卵を産みつけていくその姿はまさに命のドラマ。

産卵シーンの見どころ

  • 👫 ペアでホバリングしながら接近

  • 🥚 メスが器用に卵を産みつける姿

  • 💥 オス同士の縄張り争い

  • 📸 間近で撮影できる絶好のチャンス


📍 観察におすすめのポイント

● 大瀬崎(おせざき)

  • 西伊豆の代表的ダイビングスポット

  • 湾内に広がる穏やかなエリアに産卵床が多数設置

  • 初心者でも観察しやすく、近距離でじっくり見られる

特に「湾内中央」が狙い目です!


● 黄金崎(こがねざき)

  • 穏やかなビーチエントリーが特徴

  • 毎年、産卵床の設置位置が工夫されていて見やすい!

  • アオリイカの他にも、ダンゴウオや季節来遊魚も狙える

水深が浅く、じっくり写真を撮るには最高の環境です。


● 初島(はつしま)

  • 熱海からフェリーで約30分、気軽に行けるリゾート感ある島

  • 「フタツネ」などのポイントに産卵床が設置される年もあり

  • 大型のアオリイカが見られることも!

ダイビング後は島グルメや温泉も楽しめるので、日帰りでも1泊でもおすすめ。


📸 水中カメラ派必見!アオリイカ撮影のコツ

  • じっと待つのが成功の鍵!動きすぎない

  • ライトを直接当てすぎると逃げるので注意

  • ピントはメスの産卵動作に合わせると◎

セブンエースでは初心者向けの水中撮影アドバイスもしています!


💡 この時期のダイビングで気をつけたいこと

  • 水温は18〜21℃前後:ドライかウェットかしっかり見極めよう

  • 曇りの日でも紫外線が強いので、日焼け対策は必須

  • 午前中〜昼がアオリイカ観察のベストタイム


🐠 まとめ:初夏の伊豆はアオリイカの命の営みを感じられるシーズン

産卵のタイミングは年によって少しずつ変動しますが、
今がまさにチャンス!

伊豆の海で、アオリイカたちが命をつなぐ感動のシーンを一緒に観察しませんか?


📩 ご予約・お問い合わせはセブンエースへ!

  • 「アオリイカが見たい!」とメッセージいただければ、その日のベストポイントへご案内します。

  • 初心者の方も大歓迎!器材のレンタル・撮影アドバイスもOK!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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ダイビング後の飲酒、なぜ注意が必要?安全ダイビングのために知っておきたいことをセブンエースが解説

こんにちは!セブンエースのブログへようこそ。
今回は、よく質問される「ダイビング後のお酒」について、正しい知識と注意点をお伝えします。


🫧 ダイビング後にビール1杯…って大丈夫?

「ダイビングが終わったら、冷えたビールで乾杯したい!」
海でのアクティビティのあとの一杯は格別ですよね。でも、ダイビング後の飲酒には注意が必要なんです。

理由は、減圧症(いわゆる“潜水病”)のリスクが高まる可能性があるためです。


💡 減圧症とアルコールの関係

減圧症とは、ダイビング中に体内に溶け込んだ窒素が、浮上後に体内で気泡化して起きる障害のこと。通常は安全停止などを行ってリスクを減らしますが、以下のような条件で発症リスクが高まります:

  • 潜水後すぐの飲酒

  • 脱水状態

  • 急激な体温変化

  • 疲労や睡眠不足

ここでポイントなのが、アルコールには「脱水作用」や「血流促進作用」があること
これが体内の窒素の動きに影響し、減圧症のリスクを高めると言われています。


🚫 ダイビング後の飲酒、いつからならOK?

一般的には次のようなガイドラインが推奨されています:

  • ダイビング終了後、最低でも数時間は飲酒を控える

  • 複数本潜った日やDEEPダイビング後は、さらに長めに空ける

  • 体調に違和感がある場合は、その日は飲酒を控える

  • 飛行機搭乗前の飲酒も要注意(飛行機搭乗はダイビング後18〜24時間空けるのが原則)

つまり、「今日はもう潜らないし、時間も空いたし、体調もOK」
そんな条件が揃っていれば、適量の飲酒であれば楽しむことは可能です。


🍺 飲むなら「安全に楽しく」が基本!

海を楽しむには、体調管理もダイバーの大切なスキルのひとつです。
安全なダイビングのあとに、仲間と乾杯できる喜びは格別。でもその一杯が原因で体調を崩したり、次の日のダイビングに支障が出ては本末転倒ですよね。

特にリゾート地では、テンションが上がってつい飲み過ぎてしまう方も多いですが、そこは**「ダイバーとしての自覚」**を忘れずに!


✅ まとめ

  • ダイビング直後の飲酒は減圧症リスクを高める可能性あり

  • 飲酒はダイビング終了から数時間以上あけて、体調に問題がない場合に

  • 安全第一で楽しめば、お酒もダイビングも最高の思い出になる!


セブンエースでは、安全を第一に考えたダイビングスタイルを大切にしています。
美味しいお酒は、しっかり潜って、しっかり休んでから!
皆さまの楽しく安全なダイビングライフを、私たちがサポートします😊

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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マスクのシリコンがくすんできた?元に戻す方法はあるの?

こんにちは!セブンエースのブログへようこそ。
今回は、ダイビング器材のお手入れシリーズとして「マスクの透明シリコンのくすみ」について取り上げます。

「買ったときはピカピカで透明だったのに、なんだか白っぽくくすんできた…」
そんな経験、ありませんか?

この“くすみ”、放っておくと視界のクリアさが損なわれるだけでなく、器材の劣化にもつながります。
では、元の透明感に戻すことはできるのでしょうか?


🧪 なぜシリコンがくすむの?

まず、透明なシリコンマスクがくすむ主な原因は「経年劣化」です。具体的には:

  • 紫外線による劣化

  • 空気中の酸素との反応(酸化)

  • 皮脂や海水の成分の蓄積

とくに透明シリコンは、ブラックシリコンに比べて紫外線や汚れの影響を受けやすく、黄ばみや白濁が目立ちやすい傾向にあります。


🔧 透明に戻す方法はある?

結論から言うと…
完全に新品のような透明さに戻すのは難しいです。

ただし、ある程度くすみを軽減する方法はあります!

✅ 中性洗剤+柔らかいブラシで洗浄

長年の皮脂や汚れが原因の場合、
中性洗剤(台所用洗剤など)でやさしくこすり洗いするだけで、多少スッキリすることがあります。

✅ 重曹水やクエン酸水で浸け置き

ぬるま湯に重曹またはクエン酸を溶かし、1〜2時間ほど浸け置き。
その後、柔らかい布でふき取ると軽度のくもり除去に効果あり。

⚠ シリコン素材によっては変色する場合があるので、まずは目立たない部分でテストしてから。

✅ 専用マスククリーナーの使用

ダイビング器材メーカーが出しているマスク専用クリーナーは、くもり除去や油膜取りに有効です。
軽い白化やくすみであれば、透明感が少し戻ることも。

✅ シリコンオイルでツヤを出す(応急処置)

完全に元には戻らないけれど、シリコンオイルを薄く塗るとツヤが出て、多少透明に見えるようになります。
ただし、レンズ部分にはつけないよう注意!


❌ やってはいけないこと!

  • 漂白剤やアルコールでのふき取り → 劣化が進みます

  • メラミンスポンジ(激落ちくんなど)で強くこする → 細かいキズがつき、曇りやすくなります

器材は“デリケート”。手入れはやさしく丁寧に!


🧼 くすみ予防のために大切なこと

  • 使用後は真水でしっかり洗う

  • 日陰で完全に乾かしてから保管

  • 長期保管時も時々風通しの良い場所で点検

  • 直射日光の当たる場所には置かない

ちょっとしたケアの積み重ねで、マスクの寿命は大きく変わります!


🆕 それでも気になるなら…

くすみや白化が進みすぎると、見た目の問題だけでなく、フィット感や水密性にも影響が出ることがあります

その場合は、思い切って買い替えを検討するのもひとつの選択肢

最近では「UV耐性のある透明シリコン」や、劣化しにくい「ブラックシリコン」など、素材にもバリエーションが増えてきています。

ご希望があれば、セブンエースでもおすすめマスクやご相談を承ります!


🔍 まとめ

  • 透明シリコンのくすみは経年劣化が原因

  • 完全な復活は難しいが、洗浄や専用クリーナーで軽減は可能

  • 強い薬品やこすりすぎはNG

  • 定期的なケアで劣化を防ごう

  • どうしても気になる場合は買い替えを検討!


器材のケアも、ダイバーとしての大事なスキルのひとつ。
長く快適に使うために、こまめなチェックを心がけていきましょうね😊

ご質問やお困りのことがあれば、いつでもセブンエースまでお気軽にどうぞ!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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ダイビング器材、何から買うのが正解?【目的別にわかる優先順位をセブンエースがガイド】

こんにちは!ダイビングショップ「セブンエース」です。

ダイビングに少し慣れてきて、「そろそろ器材を買い始めたいけど、何から買えばいいの?」と迷っている方、多いと思います。
ダイビング器材は高価なものも多く、購入の順番は慎重に決めたいですよね。

実は、「これを先に買うべき!」という一つの正解はありません。
何を重視したいかによって、器材の優先順位は変わってきます。

今回は、目的別に「どの器材から買うべきか?」をわかりやすく解説します!


■ 何を重視するかで、買う順番は変わる!

1. 快適さを重視するなら → 軽器材(マスク・フィン・ブーツ・グローブなど)

「レンタルのマスクが曇る」「フィンが足に合わない」「スノーケルの口当たりが苦手」など、レンタル器材で違和感や不満がある方は、軽器材からの購入がおすすめです。

軽器材は自分の顔や足の形に合っていないとストレスが大きく、快適さや安全性にも影響します。特にマスクやブーツはフィット感が命!

こんな人におすすめ
・マスクがすぐ曇る/水が入る
・フィンで足が痛くなる
・レンタル器材のにおいが気になる


2. 安全性を優先したいなら → ダイブコンピューター

「自分で安全管理できるようになりたい」「水深や潜水時間を正確に把握したい」という方は、ダイブコンピューター(ダイコン)の購入が最優先です。

レンタルでは設定の変更ができなかったり、毎回使い方が違って混乱することも。自分専用のダイコンを使えば、より安心して潜れます。

こんな人におすすめ
・セルフダイビングを視野に入れている
・DECO管理に自信をつけたい
・ログ付けをしっかりしたい


3. 水中写真・動画を楽しみたいなら → 水中カメラ

「海の中の景色を撮りたい」「仲間との思い出を残したい」という方は、水中カメラを優先して買うのもアリです。

最近はスマホ用ハウジングも進化しており、初期費用を抑えて始めることもできます。撮影にハマると、器材の扱い方にも自然と慣れてきますよ。

こんな人におすすめ
・InstagramやYouTubeで海中映像をアップしたい
・思い出をしっかり記録に残したい
・生き物観察が好き


4. サイズが合わない・寒いと感じるなら → スーツ(ウェット/ドライ)

レンタルスーツが「きつい」「大きすぎる」「冷える」と感じたことはありませんか?
スーツのサイズが合わないと動きづらく、体温調節も難しくなります。

自分専用のスーツは、快適さ・防寒性・動きやすさが段違い!オーダーなら色やデザインも自由に選べて、ダイビングがもっと楽しくなります。

こんな人におすすめ
・レンタルスーツで寒い思いをしたことがある
・スーツの着脱が苦手
・自分の体型に合ったスーツが欲しい


5. ダイビングを本格的に続けるなら → 重器材(BCD・レギュレーターなど)

ダイビングを趣味として長く続けたい方には、重器材(BCD、レギュレーター、オクトパスなど)の購入も検討しましょう。

価格は高めですが、メンテナンス次第で長く使える投資アイテム。空気の吸いやすさやフィット感、安全性もアップします。

こんな人におすすめ
・毎年何本も潜る予定がある
・使い慣れた器材で潜りたい
・セルフで潜ることも視野に入れている


■ 結論:器材は「自分のダイビングスタイル」に合わせて選ぼう!

ダイビング器材に正解の順番はありません。
あなたがどこにストレスを感じているか、どんな風にダイビングを楽しみたいかによって優先順位は変わります。

まずは、体に直接触れる軽器材から。
安全性を意識するならダイブコンピューター。
もっと自由に記録したいなら水中カメラ。
快適さを求めるならスーツ。
ダイビングを本格的に楽しむなら重器材。

あなたの目的に合わせて、少しずつ自分の器材をそろえていきましょう!


■ セブンエースでは器材選びのご相談を受付中!

セブンエースでは、初心者ダイバーの器材選びをしっかりサポートしています。
分からない事や欲しい物の予算相談までOK!無理な販売は一切しませんのでご安心を。

「自分に合う器材がわからない」「まずは見積だけ欲しい」という方も、

ご相談などはお気軽にどうぞ!

ダイビングショップ セブンエース (都市型ショップ 少人数制 マンツーマンもOK)

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