フィンキックの種類と使い分け|効率よく泳ぐためのコツ

ダイビング中の移動手段といえば フィンキック
正しいキックを身につけると、疲れにくく、空気の消費も抑えられ、水中での安定感も増します。ここでは代表的なフィンキックの種類と、それぞれの使い分け、さらに上達のためのコツをご紹介します。


1. フラッターキック(バタ足)

もっとも基本的で多くのダイバーが自然と使っているキックです。
両足を交互に上下に動かすスタイルで、スピードが出やすいのが特徴です。

使いどころ

  • 移動距離が長いとき

  • 流れに逆らって泳ぐとき

コツ

  • 膝を曲げすぎず、股関節から大きく動かす

  • 動きは小刻みより「しなやか」に

  • 水面近くではバシャバシャせず、静かに蹴る


2. フロッグキック(平泳ぎの足)

水を押し出すように足を広げて蹴り、最後に揃える動き。欧米のダイバーやテクニカルダイバーがよく使います。

使いどころ

  • 砂地やサンゴの上など、巻き上げを避けたいとき

  • ゆっくり安定して泳ぎたいとき

コツ

  • 動作の「回収(足を揃える動き)」は静かに

  • 股関節を柔らかく使い、膝は大きく開きすぎない

  • けり出す瞬間に力を入れ、あとは惰性で進むイメージ


3. ドルフィンキック(イルカ泳ぎ)

両足を揃えて波のように動かす方法。フリーダイバーに多いですが、スクーバでも状況によって役立ちます。

使いどころ

  • 水面から水中への潜降時

  • 大きな推進力を一気に得たいとき

コツ

  • 腰から全身を使い「しなる」ように動く

  • 力むよりリズムを大切に

  • 長時間は疲れやすいので短距離で使う


4. バックキック(後ろ向きキック)

足を逆方向に動かして後退するキック。中性浮力をとりながら微調整したいときに便利です。

使いどころ

  • 狭い場所で位置を調整するとき

  • 水中写真を撮影する際の細かい位置取り

コツ

  • 膝を少し曲げて足首を柔らかく使う

  • 大きく動かさず小さな動きでOK

  • 鏡や動画でフォームを確認すると上達が早い


まとめ

フィンキックは状況に応じて 使い分けることが大切
フラッターキックで大移動、フロッグキックで環境に優しく、ドルフィンキックでパワフルに、バックキックで細かく位置調整――これらを意識すれば、水中での余裕がぐっと増します。

「効率よく」「楽に」泳げるようになると、写真撮影もダイビングそのものもさらに楽しくなりますよ。

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スキューバダイビングで使う用語集(初心者編)

ダイビングを始めたばかりの方にとって、耳慣れない言葉が多くて戸惑うことはありませんか?
講習やログブック、先輩ダイバーとの会話の中でもよく出てくる用語を、初心者向けに分かりやすくまとめました。


基本的な用語

  • Cカード(ライセンスカード)
     ダイビング講習を修了すると発行される認定証。これがないとファンダイビングに参加できません。

  • OW(オープンウォーター)
     PADIなどの指導団体で発行される最初のライセンス。水深18mまで潜れるようになります。

  • AOW(アドバンスド・オープンウォーター)
     OWの次のステップ。水深30mまで潜れるようになり、ナビゲーションやディープダイビングを学びます。


ダイビング中によく使う用語

  • エントリー/エキジット
     海に入ることを「エントリー」、上がることを「エキジット」と言います。

  • 安全停止
     浮上の最後に5mで3分間停止して体内の窒素を抜く大切な時間。セブンエースではどんなに浅いダイビングでも必ず実施しています。

  • 中性浮力
     浮きも沈みもしない安定した状態。快適で環境に優しいダイビングに必須のスキルです。

  • 残圧計(SPG)
     タンクに残っている空気の量を確認する計器。「残圧チェック」はバディ同士でも必ず行います。

  • バディ
     一緒に潜る相手。安全確保のため、必ずバディと行動するのが基本です。


安全管理に関わる用語

  • NDL(無減圧限界)
     減圧停止をせずに浮上できる限界時間。ダイブコンピューターで常に確認します。

  • DECO(減圧不要限界を超えた状態)
     本来やってはいけない状態。必ずNDL内で潜水することが大切です。

  • サーフェスインターバル(SI/水面休息)
     ダイビング後に体を休める時間。窒素をしっかり抜くために重要です。


器材に関する用語

  • BCD(浮力調整具)
     ジャケットのように着用し、空気を入れて浮力を調整します。

  • レギュレーター
     タンクの高圧の空気を呼吸できるようにする装置。必ずオーバーホールでメンテナンスが必要です。

  • オクトパス
     予備の呼吸器。バディがトラブル時に使います。


まとめ

初めて聞くと難しそうに感じるダイビング用語も、意味を知ればぐっと身近に感じられます。
用語を覚えることは、安全で快適に潜る第一歩。講習やファンダイビングの前に少しずつ慣れていきましょう。

セブンエースでは初心者の方にも分かりやすく説明し、安心して潜れるようにサポートしています。
気になる用語や不安なことがあれば、ぜひお気軽にスタッフにお尋ねください!

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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東京都から行く秋のダイビング!透明度抜群の海でゆったり体験

まだまだ猛暑が続く日々ですが、暦的には夏が終わり、海の混雑も落ち着く秋のダイビングシーズン。東京都からアクセスできる伊豆半島の海でも、秋ならではの魅力がいっぱいです。ここでは、秋のダイビングが楽しい理由とおすすめポイントを紹介します。


1. 秋は海の透明度が高く快適

秋になると水中のプランクトンが少なくなり、海の透明度が夏よりも高くなることが多いです。東京都から行ける伊豆のポイントでも、青く澄んだ水中で魚やサンゴの景色を楽しめます。透明度が高いと水中の光の差し込みも美しく、写真撮影にも最適です。


2. 季節来遊魚や群れに出会いやすい

秋は夏の混雑が落ち着くため、魚の群れや季節来遊魚をじっくり観察できます。伊豆の海ではイワシやサバの群れ、秋に回遊してくる小型の熱帯魚など、季節ならではの出会いがあります。


3. 水温はまだ快適、長時間のダイビングも安心

水温は徐々に下がりますが、ウェットスーツでも潜れる日が多く、長時間のダイビングも快適です。夏よりも涼しく、疲れにくいので初心者も安心して楽しめます。


4. 港やビーチが空いていて快適

夏のピークシーズンと違い、港やビーチも落ち着いていて準備や移動もスムーズです。器材のセッティングやエントリーも焦らず行えるので、ゆったりしたダイビング体験が可能です。


5. 水中写真や動画撮影に最適

秋の海は透明度が高く、光の入り方も美しいため、水中写真や動画撮影にぴったりです。魚やサンゴの色が鮮やかに映え、思い出に残る写真が撮れます。


まとめ:東京都から行く秋ダイビングは狙い目

秋のダイビングは、透明度の高い海・落ち着いた環境・快適な水温という三拍子がそろっています。東京都からアクセスしやすい伊豆半島のポイントで、夏とは違った水中体験を楽しんでみましょう。

秋の海は夏とは違った魅力がいっぱい。混雑を避けて、東京都から行ける海でゆったりとダイビングを楽しんでみませんか?

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ダイビング中に足がつったときの対処法をセブンエースが解説!

ダイビング中、ふとした拍子に**ふくらはぎや足の指がつる(痙攣する)**ことがあります。痛みと驚きでパニックになりやすいですが、落ち着いて対処すれば安全に解消できます。ここでは原因と対処法を紹介します。


1. 足がつる原因

ダイビング中に足がつる主な原因は次の通りです。

  • 疲労や長時間のフィンキック
    初心者は力が入りすぎてしまい、ふくらはぎや足の筋肉に負担がかかります。

  • 水中での冷え
    冷たい水に長時間いると筋肉が硬くなり、痙攣しやすくなります。

  • 脱水やミネラル不足
    ダイビング前後の水分不足や、カルシウム・マグネシウム不足でもつりやすくなります。

  • ウェットスーツやフィンのサイズが合っていない
    締め付けが強い場合、血流が悪くなり筋肉がつりやすくなります。


2. 足がつったときの対処法

(1)まず落ち着く

パニックにならず、呼吸を整えながら浮力を安定させます。BCやダイコンを確認し、周囲の安全も確認してください。

(2)つった部分を伸ばす

  • ふくらはぎの場合:フィンの足先を手でつかみ、ゆっくり自分の方へ引き寄せます。

  • 足の指や足裏の場合:つった指を手で曲げ伸ばしし、痛みが和らぐまで保持します。

水中で無理に力を入れると余計につりやすいので、ゆっくり優しく伸ばすのがコツです。

(3)フィンの操作に注意

つった部分を無理に使わず、反対の足や腕を使ってゆっくり移動します。必要ならBCDで浮力を調整してその場で安定しましょう。

(4)水面に上がる場合

  • 小さな痙攣なら水中で解消可能ですが、痛みが強い場合は安全に浮上してください。

  • 浮上時は安全停止を取りながら、ゆっくり上がることが重要です。


3. つりにくくする予防法

  • ダイビング前にふくらはぎや足のストレッチを行う

  • 水分補給をしっかり行い、ミネラル不足に注意する

  • フィンやウェットスーツのサイズを適切に調整する

  • 力を入れすぎず効率的なフィンキックを意識する

  • 体が冷えないよう、ドライスーツや適切なウェットスーツを着用する


まとめ

ダイビング中に足がつるのは珍しいことではありません。落ち着いて筋肉を伸ばし、安全を確認しながら行動することが最優先です。予防のストレッチや水分補給も習慣にすると、快適にダイビングを楽しめますよ!

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浮力コントロールをマスター!初心者向け練習法とおすすめSPコース

ダイビングを快適に楽しむために欠かせないスキルが「浮力コントロール」です。中性浮力を安定させることで、疲れにくくなり、水中での移動や撮影もスムーズになります。ここでは、初心者でも取り組める浮力コントロールの練習法と、さらに上達できるSPコースについて紹介します。


1. 適正ウェイトの確認から始めよう

浮力コントロールの基本は「適正ウェイト」です。ウェイトが重すぎるとBCDの空気量で調整が難しくなり、軽すぎると潜行や停止が安定しません。海況やスーツの種類、タンクの残圧によっても必要なウェイトは変わるため、毎回「今の自分に合った重さ」を確認して潜るようにしましょう。


2. 呼吸で浮力をコントロールする

浮力はBCDだけでなく「呼吸」にも大きく影響されます。大きく吸うと浮き、小さく吐くと沈む。この感覚を意識して潜ると、自然に体が浮力を覚えてきます。プールや浅場で「呼吸だけで深度を微調整」する練習をすると効果的です。


3. BCD操作のタイムラグを意識する

BCDに空気を入れたり抜いたりしても、浮力が変化するまでには少しタイムラグがあります。焦って連続操作するとオーバーコントロールになりやすいので、操作したら数秒待って変化を確認する習慣をつけましょう。


4. 安全停止中にホバリング練習

ダイビングの最後に行う安全停止(5mで3分間)は、ホバリングの練習に最適です。着底せずに水中で静止できるよう意識してみましょう。最初は多少上下しても大丈夫です。回数を重ねるうちに、安定して停止できるようになります。


5. 専門コースでさらに上達

浮力コントロールを本格的に磨きたい方は、PADIの PPB(ピークパフォーマンスボイヤンシー)SP がおすすめです。効率的な練習法やプロのコツを学べるため、短期間で大きく上達できます。
ドライスーツを使う方は ドライスーツSP で「エアの移動による浮力変化」や「足が浮きやすいときの対処法」を学ぶとより安心です。


まとめ

浮力コントロールは、少しずつ意識して練習を重ねることで確実に上達します。

  • 適正ウェイトの確認

  • 呼吸と浮力の関係を意識

  • BCD操作のタイムラグを理解

  • 安全停止でのホバリング練習

  • 専門コース(PPB SP・ドライスーツSP)の受講

これらを実践すれば、疲れにくく安全で、より快適なダイビングが楽しめるようになりますよ!

ぜひトライしてみてくださいね!

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初心者がやりがちなNG行動まとめ【ダイビングの安全対策】

ダイビングを始めたばかりの頃は、海の美しさに夢中になってつい基本を忘れてしまうことがあります。
しかし、小さなミスがトラブルや事故につながることも…。

今回は「初心者がやりがちなNG行動」をまとめ、なぜ危険なのか、どうすれば防げるのかを解説します。これからライセンス講習やファンダイビングに挑戦する方はぜひチェックしてください!


1. 呼吸を止めてしまう

水中で息を止めるのはNG。肺に空気をためたまま浮上すると肺の圧力障害につながります。
常にゆっくり吐きながら呼吸することが大切です。


2. 浮力調整をしないまま泳ぐ

初心者は浮力コントロールが苦手で、フィンキックだけで水深を維持しがち。
これではすぐに疲れてしまい、体力を消耗します。
BCDと呼吸でこまめに調整し、リラックスした姿勢で泳ぎましょう。


3. 深追いしすぎる(生物や写真撮影)

カメラに夢中になったり、魚を追いかけすぎたりすると、いつの間にか深場に移動してしまうことがあります。
深度計やコンピュータを定期的に確認し、自分の位置を意識しましょう。


4. バディから離れてしまう

「ちょっと見てくる!」と勝手に泳いで行ってしまうのは大きなNG行動。トラブル時に助けてもらえなくなります。
常にバディの位置を確認し、手の届く範囲を保ちましょう。


5. 残圧管理を忘れる

楽しくて夢中になると、残圧計のチェックを怠りがち。エア切れは命に関わります。
目安は10分に1回チェック(深度が深ければもっと頻繁に)

残圧50bar位は残してエキジットする余裕を持ちましょう。


6. エントリー・エキジット・潜降・浮上を焦る

慌てて器材を付けたまま歩いたり、無理な姿勢でエントリーすると転倒やケガにつながります。
焦らずゆっくり行動し、インストラクターの指示に従うことが大切です。

潜降前にはしっかりと呼吸を整えてから潜降する事が大事。

周囲に遠慮して呼吸が乱れたまま潜降を始める必要はありません。

初心者ダイバーにベテランダイバーは優しいんですよ!

ちゃんと「もう少し待ってください」と声をかければ待ってくれます。


まとめ

初心者がやりがちなNG行動は、意識していれば簡単に防げるものばかりです。
「呼吸・浮力・残圧・バディ確認」この4つを常に意識するだけでも、安全度は大きくアップします。

セブンエースでは、どんなに浅いダイビングでも必ず5mで3分間の安全停止を実施しています。安全を第一に、安心して海を楽しみましょう!

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水中でピントが合わない…初心者にありがちな失敗と対策法

こんにちは、ダイビングショップ セブンエースです!

水中写真を撮るときに、「なかなかピントが合わなくてイライラする…」
そんな経験はありませんか?

特に初心者の方は、水中の特殊な環境やカメラの扱いに慣れていないため、ピント合わせが難しく感じることが多いです。

今回は、水中でピントが合わない原因と、その対策法を初心者向けに解説します!


■ なぜ水中でピントが合いにくいの?

水中は空気中と違い、光の屈折率や透明度が変わります。

  • 水の屈折率が空気より高いため、目で見た距離感が狂いやすい
  • 水中での被写体は動きやすく、光量も不足しがち
  • 水中カメラやハウジングの特性によって、ピント調整が難しくなる

これらの影響で、ピントが合いづらいと感じることが多いのです。


■ 初心者にありがちな失敗例5つ

  1. カメラと被写体の距離が遠すぎる
     水中では近距離での撮影が基本。遠いとピントが合いにくくなります。
  2. ピントをオートに任せすぎる
     オートフォーカスがうまく働かない場合が多いので、マニュアルやAFエリアの選択が重要。
  3. 水中の明るさを考慮しない
     暗い場所ではピントが合いにくいので、ストロボやライトの使用を検討。
  4. 動く被写体を追いかけすぎる
     動きが速い魚に無理にピントを合わせようとすると、ブレやピント外れが増えます。
  5. カメラの設定やハウジングのレンズ清掃不足
     水滴や汚れがレンズについていると、ピントが狂います。

■ ピントを合わせるための具体的な対策

① 被写体にできるだけ近づく

水中写真は「近づく」が鉄則。
近ければピントが合いやすく、色も鮮やかに写ります。

② オートフォーカスのエリアを狭くする

広範囲のオートフォーカスより、一点集中モードや小さなAFエリアに設定すると狙いやすいです。

③ マニュアルフォーカスを活用する

水中用コンパクトカメラやミラーレスの一部はマニュアルフォーカス機能があります。
慣れてくると確実にピントが合わせやすくなります。

④ 光量を確保する

暗い場所ではストロボやビデオライトを活用し、被写体を明るく照らしましょう。
これでピントが合いやすくなります。

⑤ カメラ・ハウジングのレンズは常に清潔に

ダイビング前にレンズとハウジングの内側外側をしっかりチェック・清掃しましょう。


■ セブンエースのアドバイス

初心者の方は、まずは近づいて撮ることを意識してください。
また、ゆっくり落ち着いてピントを合わせる練習も大切です。

当店のファンダイブや講習では、水中撮影の基礎もサポートしています。
お気軽にご相談くださいね!


✅ まとめ

  • 水中の光学特性や環境の違いでピント合わせは難しい
  • 近づいて撮る、AFエリアを絞る、光を使うのがポイント
  • マニュアルフォーカスや清掃も効果的
  • 落ち着いてゆっくり撮る練習をしよう

快適に水中写真を楽しみ、思い出をキレイに残しましょう!
他にも撮影に関するお悩みがあればいつでもご相談ください。

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器材保管のNG例5選|カビ・変形・劣化を防いで長持ちさせるために

こんにちは、ダイビングショップ セブンエースです!

ダイビング器材は海の過酷な環境にさらされるため、
使った後の正しい保管方法がとても大切です。

ちょっとした不注意でカビが生えたり、部品が変形・劣化したりすると、
安全にも快適さにも悪影響が出てしまいます。

今回は、器材を長持ちさせるために避けたい保管のNG例を5つご紹介します!


1️⃣ 湿ったまま収納する

海から上がって使った後の器材は、塩分や砂、汚れが付着しています。
これらを真水でよく洗い流し、しっかり乾燥させる前にしまうのはNG!

湿気が残ったままだと、特にシリコンスーツやマスクのスカート、ホース内部にカビが生えやすくなります。
陰干しで完全に乾かしてから収納しましょう。


2️⃣ 直射日光に当てて保管する

紫外線は素材の劣化を加速させます。
ウェットスーツのゴムやマスクのシリコン部分は紫外線に弱く、日光に当て続けると硬化やひび割れの原因に。

保管場所は風通しが良く、直射日光が当たらない場所を選びましょう。


3️⃣ 強く折り曲げて保管する

ホースやスーツを無理に折りたたんだり、曲げた状態で長時間保管すると、
素材が変形したりヒビ割れの原因になります。

ホースは自然なカーブを保つようにゆったり丸め、スーツ類はハンガーにかけたり床に寝かせたりを定期的に行い、同じ状態に長時間させないことが大切です。


4️⃣ 密閉袋に入れたまま保管する

器材は通気性のある状態で保管することが大切です。
密閉されたビニール袋やタッパーにしまうと湿気がこもり、カビや臭いの原因になります。

通気性の良い袋や専用の器材バッグを使い、風通しを確保しましょう。


5️⃣ 長期間そのまま放置する

シーズンオフや使わない時期でも、放置は劣化を早めます。

  • 時々状態をチェックし、必要に応じて洗浄・乾燥を行う
  • ゴム部分にシリコングリースを薄く塗るなどのメンテナンスをする

🌊 セブンエースからのワンポイントアドバイス

✔ 器材は使ったらすぐに真水で洗い、陰干しで完全に乾かす!
✔ 直射日光や高温多湿は避けて風通しの良い場所に保管!
✔ 無理な折り曲げや密閉はNG。ゆったり保管で長持ち!
✔ スーツ類はハンガーにかけたり床に寝かせたりと定期的に形を変えて、同じ状態に長時間しないことがポイントです。


✅ まとめ

ダイビング器材の寿命と安全性を保つためには、
正しい保管方法と日々のケアが欠かせません。

カビや変形、劣化を防ぎ、いつでも安心して使える状態を維持しましょう!

器材の保管やメンテナンスに関して疑問があれば、セブンエースにお気軽にご相談くださいね。

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レギュレーターの仕組みとオーバーホールの重要性|安全なダイビングのために知っておきたい基本

こんにちは、ダイビングショップ セブンエースです!

ダイビング器材の中でも、最も重要な役割を持つのが「レギュレーター」です。
空気ボンベの高圧空気を安全に呼吸できる圧力に調整し、ダイバーに届ける命綱とも言えます。

今回は、レギュレーターの仕組みと、
安全に長く使うために欠かせないオーバーホールの重要性についてわかりやすくご説明します。


■ レギュレーターの仕組みとは?

レギュレーターは大きく分けて2つの段階で空気の圧力を調整しています。

  1. 第1段階(ファーストステージ)
     高圧の空気ボンベから空気を取り出し、中圧に減圧します。
     この段階で圧力が約200気圧から約8〜10気圧に下がります。

  2. 第2段階(セカンドステージ)
     中圧の空気をさらにダイバーが吸いやすい圧力(周囲の水圧とほぼ同じ)に調整し、呼吸用の口元まで送ります。
     吸う力に応じて空気の流れが調整される仕組みです。


■ なぜオーバーホールが必要なの?

レギュレーターは、水中で使うため非常に繊細かつ安全が最優先の器材です。
長期間の使用や海水、塩分、ホコリなどの影響で内部に汚れや錆が付いたり、部品が劣化することがあります。

そのまま使い続けると…

  • 呼吸がしづらくなる

  • 空気漏れや不完全燃焼のリスク

  • 最悪の場合、呼吸ができなくなるなど重大事故につながることも


■ オーバーホールとは?

オーバーホールは、レギュレーターを分解し、部品の点検・洗浄・交換を行うメンテナンス作業です。

  • シール類やOリングの交換

  • 各部品の洗浄・交換・適正な状態に調整

  • ホースの点検や交換

  • 外装のクリーニング

これにより、器材の性能を新品に近い状態に保ち、安全に使い続けることができます。


■ どのくらいの頻度でオーバーホールをするべき?

一般的には、1年に1回、または使用時間100時間(100ダイブ)ごとにオーバーホールを推奨しています。

特に海での使用頻度が高い方や、長期間使い続けている器材は、より早めの点検が安心です。


■ セブンエースでのサポート

当店では、器材の安全点検やオーバーホールのご相談も承っております。
初心者の方には、適切なメンテナンスのタイミングや方法も丁寧にご案内しています。

安心・安全なダイビングのために、レギュレーターのオーバーホールをぜひ忘れずに行いましょう!


■ まとめ

  • レギュレーターは空気を安全な圧力に調整する重要な器材

  • 海水や汚れで内部が劣化しやすい

  • 定期的なオーバーホールが安全維持に不可欠

  • 1年に1回または100時間ごとの点検を目安に!

快適で安全なダイビングを楽しむためにも、レギュレーターの仕組みとメンテナンスについて正しい知識を持ちましょう。

ご相談などはお気軽にどうぞ!

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マスクが曇る原因とプロの対策テクニック|快適な視界を保つ方法とは?

こんにちは、ダイビングショップ セブンエースです!

「せっかく潜ったのに、マスクが曇って前が見えない…」
そんな経験はありませんか?

マスクの曇りは、視界不良による不安やストレスの原因になりますし、景色や生き物をしっかり見るためにもクリアな視界はとても重要です。

今回は、マスクが曇る原因と、その対策法をプロの視点からしっかり解説します!


🌀 なぜマスクは曇るの?

マスクの内側が曇るのは、**温度差と水分(湿気)**が原因です。

水中では、マスクの内側が顔の体温で温まり、外側は冷たい海水に触れています。この温度差によってマスク内に結露が発生し、ガラス面が曇ってしまうのです。

さらに、曇りやすさには以下の要素も関係しています:

  • 息がマスク内に漏れて湿気がこもる

  • 皮脂や日焼け止め、ファンデーションなどの汚れがガラスにつく

  • 新品マスクに残った「油膜」や汚れが曇りを助長する

  • くもり止めがしっかり塗られていない or 落ちてしまった


🛠️ プロが実践している!油膜の落とし方と曇り止めテクニック

✅ ① マスクの油膜落としのやり方

マスクの曇りは、ガラスに付着した「油膜」が大きな原因のひとつです。油膜があると、水分が均一に広がらず、曇りやすくなります。

油膜落としの方法は以下の通りです。

  1. 中性洗剤で洗う
     台所用の中性洗剤を使い、マスクのガラス内側を優しくこすり洗いします。

  2. 歯磨き粉(研磨剤なし)を使う
     洗剤だけで落ちない油膜は、研磨剤なしの歯磨き粉を少量つけて柔らかい布や指で優しくこすります。

  3. よくすすぐ
     しっかり洗剤や歯磨き粉が残らないよう、水で十分にすすぎます。

  4. 自然乾燥させる
     直射日光を避け、風通しの良い場所で乾かします。

この作業を定期的に行うことで、曇りにくいマスクの状態を保てます。


✅ ② 使用前には必ずくもり止めを!

曇り止めは、マスクの内側に薄く塗って指で全体に広げ、軽く水ですすぐだけで効果的です。

唾液も昔からよく使われる天然のくもり止めですが、市販の専用液もおすすめです。


✅ ③ ダイビング中は「呼気をマスクに漏らさない」

鼻から息が漏れると水蒸気がたまり曇りやすくなります。口呼吸を意識し、マスクのフィット感を調整しましょう。


✅ ④ 定期的なメンテナンスも忘れずに

使い終わったら真水で洗い、よく乾かすことで汚れや油膜の付着を防ぎます。


🌊 セブンエースのワンポイントアドバイス

✔ マスクの曇りが気になる方は、定期的に油膜落としをしてみましょう。
✔ 曇り止めは必ず使用前に塗布して、快適な視界をキープ!
✔ 水中で曇ってしまったら、慌てず水で軽くすすいでリセット。


✅ まとめ

マスクの曇りは、原因を知り、適切なケアをすることでしっかり防げます!

  • ガラスの油膜を中性洗剤や歯磨き粉で落とす

  • くもり止めを毎回使う習慣をつける

  • 呼吸やマスクのフィットにも気をつける

  • 定期的にマスクを丁寧に洗って乾かす

快適な視界で、水中世界を楽しみましょう!

セブンエースでは、器材の使い方やケアのアドバイスも丁寧に行っています。
マスクの選び方やケアでお困りの方はお気軽にご相談くださいね。

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