ドライスーツデビュー前に知っておきたい基本知識

〜冬も快適に潜るための第一歩〜

水温が下がる秋冬の海でも快適に潜るために欠かせないのが「ドライスーツ」。
初めて使う方は「動きにくそう」「空気が抜けなくて浮きそう」と不安もあるかもしれません。
今回は、ドライスーツデビュー前に知っておきたい基本ポイントを、セブンエースの視点でまとめました!


🌡️ ドライスーツってどんなスーツ?

ウェットスーツと違い、水が中に入らない構造になっているのが最大の特徴です。
内側に服(インナー)を着ることで、気温・水温が低い時期でも体を冷やさず快適にダイビングできます。

  • ウェットスーツ:水を通して体温で温める

  • ドライスーツ:空気の層とインナーで保温する

つまり、「濡れずに潜れる」スーツです!


👕 インナー選びが快適さのカギ!

ドライスーツは中に着るインナーによって保温力が大きく変わります。
寒さ対策の基本は「重ね着」。
・秋口 → 薄手のフリース程度
・真冬 → 厚手のインナー+保温タイツや靴下

ただし、厚すぎると動きにくく、排気操作が難しくなるので注意しましょう。


🪶 空気のコントロールがポイント

ドライスーツの中には「空気」が入っています。
その空気が浮力に影響するため、上手な空気コントロールが重要です。

  • 潜降中:少しずつ空気を抜く

  • 浮上中:少しずつ排気して浮きすぎ防止

  • 中層では:姿勢を水平に保ち、空気を均等にする

最初は難しく感じても、数回潜れば必ず慣れます!


🦶 足が浮く!? トラブル対策

ドライスーツ特有の「足が浮く」トラブル。
空気が足側にたまりすぎると、体が逆立ちしやすくなります。
対策としては:

  • 潜降前に空気を抜きすぎない

  • 姿勢を少し頭下げ気味に保つ

  • 万が一浮いたら → 膝を抱えて回転して排気

この動きは講習中にしっかり練習しますので安心してください。


🧽 潜った後のケアも大切

ドライスーツはファスナーやシール部分が繊細です。
長く使うためには次の3点を意識しましょう。

  1. 使用後は真水でしっかり洗う(特にファスナー部)

  2. 完全に乾かしてから収納

  3. ファスナーには専用のワックスを塗る

特に首や手首のラテックスシールは、日光やオゾンで劣化しやすいので陰干しが基本です。


🚿 ドライスーツで潜るときの心構え

・最初の数本は無理せず浅場で練習
・中性浮力をBCDだけでなくスーツ内の空気でも調整
・安全停止中は空気の位置を意識しながら姿勢キープ

慣れてくると、「冬の海が一番気持ちいい!」と感じられるようになります✨


🏁 まとめ

ポイント 内容
ドライスーツの特徴 濡れずに保温、冬も快適
インナー選び 寒さ・動きやすさのバランス重視
空気コントロール 浮力調整の基本
トラブル対策 足が浮いたら落ち着いて排気
メンテナンス 洗浄・陰干し・ワックスが長持ちのコツ

ドライスーツは最初こそ慣れが必要ですが、しっかり使いこなせば冬の海を最高に楽しめる装備です。
セブンエースでも、初めての方に向けたドライスーツ講習を随時開催しています。
「冬の伊豆で潜ってみたい!」という方は、お気軽にご相談ください😊

 

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