〜中性浮力を安定させて快適ダイビング〜
ダイビング中、BCD(浮力調整器)で浮力を調整するのは基本ですが、
「浮きすぎる」「沈みすぎる」「姿勢が安定しない」と悩む人は意外と多いです。
今回は、原因と具体的な対策を整理して解説します。
🌊 浮力調整が上手くいかない主な原因
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BCDに入れる空気量が多すぎる/少なすぎる
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空気を一度に入れすぎると急浮上になりやすい
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空気を入れなさすぎると沈みすぎ、足で蹴って補正しがち
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呼吸を浮力調整に活かせていない
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中性浮力の基本は「息で微調整」
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息を止めたり、浅く速く呼吸すると上下に揺れる
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姿勢が崩れている
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頭が下がったり腕が開きすぎたりすると、BCDの空気が均等に効かず不安定に
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水中で水平姿勢を作れないとBCD操作だけでは安定しません
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ウェイトが適正でない
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ウェイトが多すぎるとBCDで浮かそうとしても追いつかない
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少なすぎるとBCDの空気量だけで浮力調整することになり不安定
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🛠 浮力調整を上手くする対策
1️⃣ BCDの空気は少しずつ入れる
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浮きすぎたら少し排気、沈みすぎたら少し空気を足す
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大きく動かすのではなく、微調整を心がける
2️⃣ 息を使って微調整
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吸う → 少し浮く
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吐く → 少し沈む
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BCDで大きく調整する前に、呼吸で姿勢を安定させる
3️⃣ 姿勢を水平に保つ
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腕は体の横に沿わせる
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頭は自然に上げる
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足はゆっくりキック
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水平方向が安定するとBCD操作が最小限で済みます
4️⃣ ウェイトの確認
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ウェイトが多すぎる場合は減らす
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少なすぎる場合はBCDに頼りすぎず追加ウェイトを検討
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安全停止時に水平姿勢が取りやすい量が目安です
🌟 上達のポイント
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浮力調整は「BCD操作+呼吸+姿勢」の3つの組み合わせ
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1本ごとに「浮きすぎた・沈みすぎた」を記録すると改善が早い
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講習中に練習することで、自然に安定した中性浮力が身につきます
🏁 まとめ
| 原因 | 対策 |
|---|---|
| BCDに入れる空気量が多すぎ/少なすぎ | 少しずつ空気を入れる/排気する |
| 息での浮力調整ができていない | 吸う→浮く、吐く→沈むを意識 |
| 姿勢が崩れている | 水平姿勢を意識、腕と足を正しい位置に |
| ウェイトが適正でない | 適正ウェイトに調整してBCD操作を最小限に |
BCDの浮力調整が安定すれば、中性浮力が自然に身につき、水中での移動も快適になります。
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