よく耳にする大潮とか小潮って、何となくは分かっているけど、
正確には知らない方が多いかと思います。
自分もダイビングを始めるまではあまりよく分かっていませんでしたしね(*´Д`)
そこで今回は潮位についてお話ししたいと思います。
海面の高さは一定ではなく高くなったり低くなったりしていますよね。
これは月と太陽の引力が原因だという事はご存知でしょう。
海面が一番高い状態を『満潮』、一番低い状態を『干潮』と言いますね。
基本的に満潮と干潮は1日に2回づつ訪れます。
この海面の周期的な上下の変化を『潮汐』といいます。
干潮と満潮の高低差が一番大きい時を『大潮』、
高低差が一番小さい時を『小潮』といいます。
大潮は新月や満月の前後数日間、小潮は上弦や下弦の前後数日間になります。
大潮と小潮の間の期間のことは『中潮』と言います。
その他にも『長潮』や『若潮』もあります。
長潮は上弦、下弦を1〜2日過ぎた頃、潮汐差が一段と小くなり、
満潮・干潮の変化がゆるやかでだらだらと長く続くように見える
小潮の末期期間の事を言います。
若潮は小潮末期の長潮を堺に大潮に向って、潮の潮汐差が次第に大きくなります。
このように潮が再び大きくなる状態を”潮が若返る”と表現し、
長潮の翌日を若潮といいます。
月は約27日で地球を一周するため、大潮と小潮は1か月に2回づつになります。
このような潮位をダイビング前に調べておくだけでも、
ダイビング計画が違ってきたり、安全潜水に対する意識が変わってくると思います。
今度海にお出かけの際には是非調べてみて下さいね!(*^^)v
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