オーストラリア政府の調査で世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフ(GBR)のサンゴの白化現象が進み、
サンゴが50%の死亡率にもなっているというのです!
これはGBRの北端あたりの海域での調査で明らかになりました。
原因として考えられる最も可能性が高いのはやはり海水温の上昇によるものです。
南半球なので、もちろん北端が赤道に近くなり、海水温の上昇も激しいのですね(>_<)
特に今年の猛暑により、数か月にわたり温かい海水に晒されたため、
熱ストレスが限界に達し、白化現象が起きてしまっているようです。
海水温が高いとサンゴは共生している褐虫藻(極小の藻類)が、死んだり、体外に排出されたりします。
褐虫藻はサンゴの栄養の供給源なので、これが居なくなるとサンゴは死んでしまいます。
更に海水の酸性化が進んできているので、これもサンゴにとっては良くないですよね。
大気中の二酸化炭素が増加する事によって、海水に溶け込む二酸化炭素の量も増加します。
サンゴ礁は石灰質なのでもちろん酸には弱いです。
そうやってサンゴが死に至れば、ダイビングや観光の目玉としてのサンゴ礁は維持できなくなります。
オーストラリアではダイビングや観光によって年間30億ドル以上の収入を得ていますので、
大問題ですよね。
オーストラリアに限らず、一国の経済が悪くなればどんな影響が出てくるのかは想像できますよね。
リーマンショックから続く不況や最近の中国経済の不安定、北朝鮮の政治情勢、
アメリカの大統領選の行方、原油価格の乱高下、日本でも消費税の10%への引上時期などなど・・
他にもまだまだ色々な事象が絡み合っていますよね。
俗に言うに負の連鎖ですね。
でも何かきっかけがあればこれを正の連鎖に変える事が出来るはずですよね。
そのきっかけが何かは分かりませんが、サンゴの保護がその連鎖に繋がる可能性も十分にあります。
まずその事実を知ってください。そして自分に何が出来るのか考えてみてください。
そしてどんな小さな事でも構わないから行動に移してください。
それがすべての「きっかけ」になるかもしれないのですから。
よくビジネスで使われるPLAN・DO・SEE(CHECK)ですが、実生活でもかなり役に立ちますよ(^^♪
ダイビングから話が逸れてしまっているようですが、実は潜る時も一緒ですよ。
潜水計画を立てて、実際に潜り、潜った後にそのダイブを振り返ってみる。
そして次回のダイビングに活かす!
やっている事は全く同じですよ(*^^)v
新社会人の皆さん、ダイビングは仕事にも役立ちます(笑)
ぜひ潜りに来てくださいね!
お待ちしております!!\(^o^)/
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