先日の箱根駅伝でも選手が低体温症になり、フラフラになりながらゴールをしたなんて場面がありました。
そもそも低体温症とはどういったものかというと、体温が36度以下になり、
寒気、身体の痛み、めまい、正常な判断力の欠如などの症状が出て、
最終的には意識が無くなってしまう状態の事を言います。
冬の冷たい海に長く入っていると、身体は体温を保とうと熱を放出します。
この時に身体の代謝が正常でないと低体温症を発症してしまいます。
ダイビング中に低体温症になってしまうと、震えを通り越して段々と中枢神経が麻痺してきます。
すると幻覚を見たり、判断力が失われたり、最終的には意識が無くなってしまいます。
そうなってしまうと溺死の危険に晒されるわけですね。
ではなってしまったらどうしたら良いのか?
すぐにダイビングを中止して体を拭いて、乾いた衣服を着用させましょう。
急激に温めるのもあまり良くないとされています。
その後はもちろんすぐに病院に運ぶ手配もしましょう。
そうなる前に予防する方法もあります。
第一に日頃の体調管理ですね。
寝不足や運動不足はNGですし、太りすぎや過度のダイエット、過度のストレス生活もNGです。
ダイビング当日にはしっかりと朝食を取りましょう。
ダイビング中やダイビング後も体を冷やさないように防寒対策をしっかりとしましょう。
スーツやフードは自分に合ったサイズの物を着用しましょう。
海から上がったら身体をしっかり拭いて、コートなどを羽織り、温かい飲み物を飲みましょう。
などなど普段から心がけて安全なダイビングを楽しみましょうね!!(^^♪
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