エアが最後まで余る人の考え方

同じダイビングをしているのに、

「あれ、もう50しかない…」という人と
「まだこんなに残ってるの?」という人がいます。

肺活量の差?
体力の差?

そう思われがちですが、実は違います。

エアが最後まで余る人は、
特別な能力があるのではなく“考え方”が違うだけ。

ちょっとした意識の差が、エア持ちに大きく影響しています。


1. 「急がない」と決めている

まず一番の共通点は、とにかく急がないこと。

  • 早く潜らなきゃ

  • みんなについていかなきゃ

  • 遅れちゃダメだ

こう思うほど、人は無意識に呼吸が速くなります。

呼吸が速い=エア消費が増える
これはシンプルな事実です。

エアが余る人は、最初から

「自分のペースでいい」
「ゆっくり行こう」

と決めています。

水中ではスピード=消費量。
ゆっくり動くだけで、エアは本当に減りにくくなります。


2. 「頑張らない」ことを知っている

初心者ほど一生懸命になりがちです。

  • 強くフィンキック

  • 常に泳ぎ続ける

  • 力いっぱい姿勢キープ

でもこれ、全部エアをたくさん使います。

エアが余る人は真逆。

  • 無駄に泳がない

  • 流れに身を任せる

  • 止まれるときは止まる

つまり「サボるのが上手」。

水中では、頑張らない人ほどラクに潜れます。


3. 「呼吸をコントロールしよう」としない

意外かもしれませんが、
エアを気にしすぎる人ほど減るのが早いです。

  • 深く吸わなきゃ

  • ゆっくり吐かなきゃ

  • エア節約しなきゃ

と考えすぎると、呼吸が不自然になります。

すると逆に苦しくなり、消費も増えます。

エアが余る人は、

「普通に呼吸すればいい」
「苦しくなければOK」

と、とても自然体。

結果的にこれが一番効率のいい呼吸になります。


4. 「浮力がすべて」と理解している

実はエア消費の原因の多くは呼吸よりも浮力。

  • 浮く → バタバタ

  • 沈む → キック連発

これだけでエアはどんどん減ります。

エアが余る人は、

「まず浮力を安定させよう」

と考えます。

ピタッと止まれて、何もしなくても中性浮力が取れる。
この状態になれば、エアは自然と減らなくなります。

つまり、エア対策=浮力対策なんです。


5. 「人と比べない」

これ、かなり大きいポイントです。

  • あの人より減りが早い

  • 迷惑かけてるかも

  • 残圧を気にされてるかも

こう思うと、それだけで緊張します。

緊張=呼吸が速くなる=エアが減る。

完全に悪循環です。

エアが余る人は、いい意味でマイペース。

「自分は自分」

この気持ちが、結果的に一番エアを長持ちさせます。


エアが最後まで余る人は、
テクニックよりも “余裕のある考え方” をしています。

急がない。
頑張らない。
比べない。
自然体でいる。

これだけで、エアの持ちは本当に変わります。

ダイビングは競争ではありません。
のんびり楽しんだ人が、いちばんラクに潜れます。

ぜひ次のダイビングで、少しだけ意識してみてください。


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