バディチェックの流れと大切さ ― BWRAFを覚えよう!

ダイビングは一人で潜るものではありません。常に「バディ」と一緒に行動するのが基本であり、安全のために欠かせないルールです。そんなバディダイビングの出発点が バディチェック。潜る前にお互いの器材やセッティングを確認し合うことで、思わぬトラブルを防げます。

バディチェックの基本「BWRAF」とは?

世界的に広く使われているバディチェックの手順が「BWRAF」です。
順番を覚えやすくするために、語呂合わせとして
「Begin With Review And Friend(ビギン・ウィズ・リビュー・アンド・フレンズ)」
と覚える方法もあります。意味は「友達と一緒に確認を始めよう」で、バディチェックの精神そのものです。

内容は以下の通りです。

  1. B = Buoyancy(浮力調整具=BCD)

    • インフレーターで空気が入るか・抜けるか

    • 排気バルブの動作確認

  2. W = Weights(ウェイト)

    • きちんと装着しているか

    • 緊急時にリリースできる位置にあるか

  3. R = Releases(リリース=バックル・留め具)

    • BCDのバックルがすべて閉まっているか

    • ホースが絡んでいないか

  4. A = Air(エア=残圧・呼吸確認)

    • 残圧計でタンクの残量をチェック

    • レギュレーターを咥えて呼吸し、問題ないか

    • オクトパス(予備空気源)も確認

  5. F = Final OK(ファイナルチェック)

    • マスクやフィン、ゲージの位置など最終確認

    • バディ同士で「OK」サインを交わす

バディチェックは“命綱”

「自分の器材だから大丈夫」と思ってしまうかもしれませんが、思わぬトラブルは誰にでも起こります。

  • バルブを開け忘れたまま潜る

  • ウェイトを忘れて浮き上がってしまう

  • インフレーターが誤作動する

これらは実際によくある事例ですが、バディチェックで気づければ防げます。

陸上でもバディ!

バディは水中だけでなく、陸上でもサポートし合う存在です。

  • 器材の準備を一緒に確認

  • エントリー前に声を掛け合い、不安を解消

  • エキジット後も体調や疲れを気にかけ合う

こうした気配りがあることで安心感が増し、ダイビングがもっと楽しくなります。


まとめ

バディチェックは「面倒な儀式」ではなく、「安全に潜るための最初のステップ」です。
BWRAFと“Begin With Review And Friend”をセットで覚え、陸でも水中でもバディを大切にすることが、安心で楽しいダイビングにつながります。

潜る前には必ずバディと確認しあってくださいね!

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