こんにちは!セブンエースのブログへようこそ。
今回は、ダイビング器材のお手入れシリーズとして「マスクの透明シリコンのくすみ」について取り上げます。
「買ったときはピカピカで透明だったのに、なんだか白っぽくくすんできた…」
そんな経験、ありませんか?
この“くすみ”、放っておくと視界のクリアさが損なわれるだけでなく、器材の劣化にもつながります。
では、元の透明感に戻すことはできるのでしょうか?
🧪 なぜシリコンがくすむの?
まず、透明なシリコンマスクがくすむ主な原因は「経年劣化」です。具体的には:
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紫外線による劣化
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空気中の酸素との反応(酸化)
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皮脂や海水の成分の蓄積
とくに透明シリコンは、ブラックシリコンに比べて紫外線や汚れの影響を受けやすく、黄ばみや白濁が目立ちやすい傾向にあります。
🔧 透明に戻す方法はある?
結論から言うと…
完全に新品のような透明さに戻すのは難しいです。
ただし、ある程度くすみを軽減する方法はあります!
✅ 中性洗剤+柔らかいブラシで洗浄
長年の皮脂や汚れが原因の場合、
中性洗剤(台所用洗剤など)でやさしくこすり洗いするだけで、多少スッキリすることがあります。
✅ 重曹水やクエン酸水で浸け置き
ぬるま湯に重曹またはクエン酸を溶かし、1〜2時間ほど浸け置き。
その後、柔らかい布でふき取ると軽度のくもり除去に効果あり。
⚠ シリコン素材によっては変色する場合があるので、まずは目立たない部分でテストしてから。
✅ 専用マスククリーナーの使用
ダイビング器材メーカーが出しているマスク専用クリーナーは、くもり除去や油膜取りに有効です。
軽い白化やくすみであれば、透明感が少し戻ることも。
✅ シリコンオイルでツヤを出す(応急処置)
完全に元には戻らないけれど、シリコンオイルを薄く塗るとツヤが出て、多少透明に見えるようになります。
ただし、レンズ部分にはつけないよう注意!
❌ やってはいけないこと!
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漂白剤やアルコールでのふき取り → 劣化が進みます
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メラミンスポンジ(激落ちくんなど)で強くこする → 細かいキズがつき、曇りやすくなります
器材は“デリケート”。手入れはやさしく丁寧に!
🧼 くすみ予防のために大切なこと
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使用後は真水でしっかり洗う
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日陰で完全に乾かしてから保管
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長期保管時も時々風通しの良い場所で点検
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直射日光の当たる場所には置かない
ちょっとしたケアの積み重ねで、マスクの寿命は大きく変わります!
🆕 それでも気になるなら…
くすみや白化が進みすぎると、見た目の問題だけでなく、フィット感や水密性にも影響が出ることがあります。
その場合は、思い切って買い替えを検討するのもひとつの選択肢。
最近では「UV耐性のある透明シリコン」や、劣化しにくい「ブラックシリコン」など、素材にもバリエーションが増えてきています。
ご希望があれば、セブンエースでもおすすめマスクやご相談を承ります!
🔍 まとめ
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透明シリコンのくすみは経年劣化が原因
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完全な復活は難しいが、洗浄や専用クリーナーで軽減は可能
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強い薬品やこすりすぎはNG
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定期的なケアで劣化を防ごう
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どうしても気になる場合は買い替えを検討!
器材のケアも、ダイバーとしての大事なスキルのひとつ。
長く快適に使うために、こまめなチェックを心がけていきましょうね😊
ご質問やお困りのことがあれば、いつでもセブンエースまでお気軽にどうぞ!
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